とみやんのブログ

白い杖 

2017年09月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し



街中で白い杖を持って歩いている人を見て、
思い出した。
私には全盲の友人がいる。
おおよそ同年代である。

1970年ごろに失明して、
そして約半世紀。
かれは明るい。そして勉強家。
よくふたりでコンサートを聴きにいった。

私が、日本ライトハウス(現在は不明)に、
盲人のボランティアとして、
講習を受けに行ったのも、
彼とのつながりである。

その時の講師の言葉で覚えているのが、
ひとつ記憶に残っている。

道で盲人に会ったら、手を貸すのではなく、
目を貸してあげてください。との事。
言ってみれば、手を差し伸べて連れてゆくのではなく、言葉で危険を知らせるということ。
それがなければ、盲人は自立できない、
その言葉が今でも私の心に残っている。
確かにそうなのだと思うことがある。

弱者に優しい社会がくることを望みたい



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