マクワウリ

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トラのミステリな日常

2017年08月27日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

徳島へ行って、一通りのお土産をゲットした後、亡き妻のお供えを探しましたが、ミカンがありません。

仕方が無いので、それに替わるものということで、産直市場の中をウロウロして居たところ、「タイガーメロン」と言うのを見つけました（写真）

タイガーメロンは、マクワウリの一種と西洋メロンの交配品種だそうで、熟したタイガ―メロンは、ほんのりとメロンの甘い香りがします。
また、果肉はとてもジューシーで、ソフトな甘さもあり、味もメロンぽいです（笑）

これとよく似ている物に、滋賀県で古くから栽培されている「虎まくわ」と呼ばれている物がありますが、これは甘みが少ないので、漬物用だと聞いたことがあります。

大きなオレンジぐらいのタイガーメロンが、二つ入って150円でしたので、二袋買って来ました。

ところで･･･、

皆さんは、マクワウリはどうして食べますか？

果物をむくのは、亡き妻の担当だったのですが、マクワウリ綺麗に洗った後、まず4等分します。
大きなマクワウリだと、メロンのように置いたままで、果肉と皮の間に包丁を入れるのですが、小さな奴だと手で持って皮をむきます。
中に入っている種は、4等分した後、捨てられてしまいます。

私は子どもの頃から、果肉は嫌いでしたが、マクワウリの種のジュルジュルしたところが好きで、
「捨てるんやったら、ちょうだい」と言って、家族みんなのそこだけ貰って食べていました（笑）

「西瓜や真桑の種を食べると、盲腸になるで･･･」と、よく言われたモノですが、私はなっていませんので、迷信なんでしょうね（笑）

と言う事で、トラ家では、マクワウリの時だけ、亡き妻にむいて貰わないで、私がむくようになっていました。
「皮を上手に厚くむくので、ちょうど良いわ」と、イヤミっぽく言われていましたが、そんな事は気にしません。
彼女の分も私がむきます。

私がむくときは、ナイフで4等分した後、種は捨てずに、種と果汁をお皿に取っておきます。
そして皮をむき、一口大に切ってお皿に置き、その上から別の皿に取っておいた種と果汁を茶こしに流し入れ、したたる果汁を果肉にかけるのです。

こうすることで、安物のマクワウリでも、少しは甘くて美味しくて瑞々しく成ります。でも、所詮、高級なメロンにはかないませんが･･･。

ちなみに、私の分は、茶こしで種を取らないで、そのまま一口大に切った果肉にぶっかけます。
あの種の周りの、ジュルジュルとした食感が、何とも言えません（笑）