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吾喰楽家の食卓

班長の仕事と趣味の両立 

2017年04月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

昨日、国立劇場の小劇場で、『明日をになう新進の舞踏・邦楽鑑賞会』という、何とも長いタイトルの公演を観て来た。
古典芸能は、色々齧ったが、時間と懐が大変なので、落語と歌舞伎に絞ることにした。
ところが、国立劇場では、四月と五月は歌舞伎公演がない。
そのせいか、無性に長唄などの邦楽に触れたくなった。
原則を曲げ、今回のチケットを購入した。

夜は、上野で『初演の会』がある。
国立劇場のある隼町から上野へ移動するのだが、時間的には楽勝だ。
ところが、その日は、午後七時から地域の総会があることを、先月の新旧班長の顔合わせで知った。
少し迷ったが、班長を引き受けた以上、いい加減なことは出来ない。
泣く泣く『初演の会』を諦め、総会に出ることにした。

鑑賞会の開演は午後二時、終わるのが午後四時二十分である。
パソコンの路線で調べると、帰宅する時間はなく、直接、総会会場の公民館へ行かないといけない。
その代り、開演が遅いので、ゆっくり家を出る予定だった。
ところが、習慣だろうか、いつもと同じ時間に仕度が出来てしまった。
家で待つこともないので、出かけることにした。

平河町の蕎麦屋で昼餉を済ませ、周囲を散策することにした。
千鳥ヶ淵公園のソメイヨシナは、葉桜になっていたが、その代り、ヤエザクラが見頃だった。
吹上御所方面に曲がると、歩道の脇には、オオムラサキツツジが咲き始めていた。
砲台の跡などを見学し、引き返した。
都心で新緑に触れ、何とものんびりとした気分を味わった。

『明日をになう新進の舞踏・邦楽鑑賞会』の曲目は、舞踏・長唄『藤娘』、邦楽・尺八『越後明暗寺 三谷』、邦楽・長唄『吉原雀』、邦楽・筝曲『桜狩』、舞踏・清元『保名』である。
出演者の紹介は省くが、プログラムによると、公演の名前にもある通り、将来の活躍が嘱望される俊英たちばかりらしい。
この中に、将来の人間国宝がいるのかもしれない。
正直に云うと、専門的なことは、歌舞伎を観る以上に分からない。
ところが、眠くもならず、落ち着いた気持になれるのが不思議だ。

最後まで観ても、総会には間に合うはずだったが、念のために、舞踏・清元『保名』を諦めた。
その結果、自宅に寄って荷物を置き、一休みしてから総会に臨むことが出来た。
総会で、年間行事の概要が分かった。
一ヶ月以上先の土曜日と日曜日は、チケットを取らない方が良いようだ。
一年間は、辛抱するしかない。

   *****

写真
4月22日(土)撮影:千鳥ヶ淵のヤエザクラとオオムラサキツツジ



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みのりさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

気持としては趣味を優先したいのですが、いざとなれば班長の仕事を選びざるを得ません。

2017/04/23 09:37:29

班長の仕事に趣味

みのりさん

吾喰楽さん

 組長の仕事は忙しいですね
趣味との両立も時には
むずかしいですね

2017/04/23 09:32:49

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