メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

アラビアのロレンス 

2017年03月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
「アラビアのロレンス/LAWRENCE OF ARABIA」。
BS朝日で2017年3月11日(土)11:30〜放送。

以前、紹介しているので再掲です。
207分の大作です気合を入れて観て下さい。
第35回アカデミー賞7部門受賞作品。

当時、映画館で観た70ミリの大画面に映し出される
砂漠の美しさには圧倒されたことは覚えています。
イギリスの名匠デヴィッド・リーンが
「戦場にかける橋」に続いて、
砂漠を舞台に描く勇壮な男達の物語。

第一次世界大戦中の1916年(大正5年)。
カイロに勤務する英国陸軍の
ロレンス少尉(ピーター・オトゥール)は、
トルコへに反旗を翻すアラブ民族の
現状を探るため派遣される。

砂漠で出会ったアリ(オマー・シャリフ)は、
ロレンス少尉を反乱を起こした、
ファイサル王子(アレック・ギネス)に会わせる。
彼に共鳴したロレンスはベドウィンの服をまとい、
"アラブは自由を望んでいる、
必ず手に入れる。私が与えてみせる”と
ハウィタット族長の、アウダ・アブ・タイ
(アンソニー・クイン)等と共にゲリラ戦を展開。

アリとロレンスはデラアの街に侵入して逮捕され、
トルコ軍の将校は”とても白い肌”だとロレンスに
興味を示す。結果、拷問(性的暴行)を受けて、
精神を病み、人格が変わる。
狂気と正気の狭間を漂いながら、
アラブ人を率いてトルコが支配するダマスカスを奪取し、
アラブ人による国民会議を設立するが…。

上映時間は3.7時間。
長いですね、でも集中して見れます。見所は、
・ロレンスがマッチの火を吹き消した後に
 砂漠に大きな太陽が昇る。
・地平線の彼方に敵の要塞を陥落したロレンスが、
 ラクダに乗って夕日が照らす海岸を悠々と歩く。
・延々と続く広大な白い砂漠と地平線を背景に
 ラクダが駆け抜ける場面などなど砂漠を舞台に
しているだけに砂漠の色々な様相が美しいですね。

撮影は50度を超す、ヨルダンの砂漠で
数ヶ月にわたっての撮影。
今だとすぐCGとかVFXでしょうけど、
雄大な砂漠の厳しい美しさだけでなく、
実写で撮影された戦闘場面では、
ベドウィン族の戦闘部隊が
一瞬の内に一つ村を壊滅させるシーンや
疾走する列車を爆破するシーンなどなど、
アクション場面はCGでは味わえない迫力。

もう一つ付け加えると
“西欧文明と異文化のぶつかり合い”という
この映画のテーマは
今でも中東の紛争が続いているところを見ると、
ん、ん、ん?人間は歴史に学ばないから、
永遠に何処かで戦争し続けるのでしょうね。

1962年(昭和37年)制作。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

今晩は〜!

yinanさん

村雨さん、

そうなんですよね。
世界の混乱は大国の植民地統治の結果ですから、
何をかいわんやです。
それが、現在も続いているかと思うと、
人間とは…、といつも思うことです。

世界の警察を自認していたアマリカも
トランプ大統領はその気がないようで、
今からは余計に混乱していくようです。


みのりさん、

本作は大作です。
古い映画もデジタル技術で復元してあるので
ノイズや傷などを修復してあります。

それで、今のTVで見ると、当時の映画館で見るよりは
より、素晴らしく見えるでしょう。

2017/03/10 22:15:47

映画

みのりさん

yunanさん
 アラビアのロレンス
有名な映画ですね
昔見た記憶があります。

2017/03/10 19:17:54

何度も観ました

さん

中東情勢を複雑にしたのは、イギリスとアメリカ。裏切られたロレンスの悔しさ。
あのとき、まともな政治が行われていたら、もっとましだったかも。
現在のau離脱や、トランプ当選などを考えると、結局マイファーストの国だったのだなと。

2017/03/10 08:27:55

PR





上部へ