メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

尺八と横笛吹きの独り言

「おてもやん」・・・・熊本県民謡 

2017年02月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●「おてもやん」1
最初はこの1番だけの繰り返しかと思いました。後で出る2番3番とあり、節回しが違います。河童さん譜面やら、自分の譜面やらを参考に相変わらず汚い手書きですが書いてみました。


おてもやん あんたこの頃嫁入りしたではないかいな
嫁入りしたこつぁしたばってん ご亭どんがグジャッペだるけん
まぁだ盃はせんだった
村役 鳶(とび)役 肝煎(きも)りどん あん人たちのおらすけんで
あとはどうなっときゃあなろたい
川端町っつぁん きゃぁめぐろ
春日ぼうぶらどんたちゃ 尻ひっぴゃぁて花盛り花盛り
ピーチクパーチク雲雀(ひばり)の子 げんばく茄子のいがいがどん

●「おてもやん」2
 

一つ山越え も一つ山越え あの山越えて
私しゃあんたに惚れとるばい 
惚れとるばってん言われんたい
追々(おいおい)彼岸も近まれば 若者(わかもん)衆も寄らすけん
くまんどんの よじょもん詣りにゆるゆる話しもきゃぁしゅぅたい
男振りには惚れんばな
煙草入れの銀金具が それがそもそも因縁たい
アカチャカ ベッチャカ チャカチャカ チャー

●注意
この番の歌詞の「若者(わかもん)衆も寄らすけん」はH屬任枠瓦ます。


一つ世の中 艱難辛苦(かんなんしんく)の荒波越えて
男度胸でおいでなさい くよくよしたとてしょうがない
何時か目も出る花も咲く
移り気な浮き世のならいに 取り越し苦労はおやめなさい
悩みなんぞはこちゃ知らぬ
意地と張りの心が それが後生楽(ごしょうらく)たい
アカチャカ ベッチャカ チャカチャカ チャー

●歌詞
〜くまもと歴史探訪〜 その四「おてもやん」 演劇と影絵劇の融合劇より転載

 
●「おてもやん」歌詞1

「おてもさん、最近結婚したそうですね」「一応結婚しましたが、村役、鳶役、肝煎りさんたちが 夫になる人が疱瘡(ほうそう)のようだと言うので、結婚式はまだしていません。あの人たちが後はどうにか適当に段取り をするでしょう」。
顔も見てない相手との結婚は当時は特に珍しいものではなかったとはいえ、この陽気さ。 これはイネ(作詞・作曲・ 振付け)が男尊女卑のあの時代を痛烈に皮肉っていることを表した歌詞です。

●「おてもやん」歌詞2


「三つの山を越えた所にいる人に惚れています。でも、なかなか女の口からそれはいえません。 近づいてきたお彼岸。その時には大勢の若い男女がお寺の夜の説教を聞きに集まる(夜聴聞詣り(よじょもんまいり)ので その折りにあの人にあってゆっくり話すつもりです。私は、見かけだけの男には惚れません」。 イネの心に慕う人がいると告白しているのでではないでしょうか。  


明らかに前の二つのものと違います。まず方言が使われていないこと。ほとんど共通語です。 「人生は辛く苦しいことがたくさんあるけれども、それを怖れない気力を男は持ちなさい。もちろん女性も同様。 くよくよしても何もならないでしょう。努力はきっと実を結ぶもの。やり通そうとする気持ちと 負けじ魂を常にもっておれば後生気楽ですよ」。

●おてもやん歌詞の意味
(講師/小山音楽事務所 主宰 小山 良 氏による訳を転載させていただきました)
http://kumanago.jp/benri/terakoya/?mode=142&pre_page=8
ここには取材にもとずいた「おてもやん」の貴重な歴史や記録が丁寧に載っていました。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ