ひとり言

Tarawa通信 2016 

2016年12月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

何もすることのない島で・・・
さらに何もすることがなく
こんなことして遊んでました。


 

友人のAkauが心配して持ってきてくれたココナッツ
(強烈な抗菌作用があるので)です。


大好きなココナッツ・・・しばらく何も食べてなかったから
天国みたいな味がしました。

 






 

寝たり起きたり時々散歩・・・・・しながら一日中すごして夕方
散歩途中で拾ったプルメリア









 

Nippon Causeway という正式な名前の
島と島を結ぶ陸の橋のたもとの夕日






 

            ただただ・・・美しさに脱帽です。

 






 

See you and have a happy new year!!
 

昨年Tarawaに来るはずだった君へ


2度目のTarawaはたぶん成田空港かアザレアバスの中で罹患したノロウィルスにやられてある意味で最悪の状態・・・
でもある意味で、このなにもない島で更に何もすることがなく
おかけで
見えないものが見えてきたり
周りの音
人々の生活している音が聞こえてきたりして
かえって良い時間の過ごし方ができている気がする。
 
今度はButchが風邪をひいて熱でダウン、ベッドで朝から爆睡中。 
 
本当は私が回復したのでAkauが
南タラワに比べたらさらに何もない北タラワにAkauがモーターボートを借りて連れて行ってくれるはずだった。
昨日は私がダウンでキャンセル、今日はButchがダウンでキャンセル・・・
Akauには申し訳ないから笑えないけど、笑っちゃうね。
 
ところで、たった一年でここTarawaはいろいろなことが変わってたよ。
個人ベースではAkauの家のベイビーが去年はNaomiのおなかのなかにいたけれど、もうかなり大きくてとてもかわいい女の子になっていること。
Akauのパパが脳梗塞で歩けない人になっていたこと、Nonoutiという別のKiribatiの島にいるNaomiのママが亡くなったということ。
 
Tarawaの道路がとてもきれいに舗装されていたこと。 ぼこぼこだったんだ。 
道路標識は私たちが半年前に行ったNZにそっくり。
 
そういえば去年はNZのエイドが道路工事をしていたから
すべてが全部NZ風なんだね。 
道路は一本しかないけど
それでも村々には別の道もあるから交差点もあって・・・
その交差点もすべてラウンドアバウトという
信号機がないロータリーになっているところもNZ風。 
空港の近くと、Bairikiに真新しいラウンドアバウトが出来ていたこと。
 
それから、君をもっとびっくりさせることがあるよ。 
JICAのオフィスはパーラメントハウス(国会議事堂)のそばにあるんだけど
なんとそのすぐ近くにJWの王国会館が出来ていたんだ。 
夕方バスで通ったら中に電気がついていたから外からよく見えて
とてもたくさんの人が集っていたことにさらにびっくり。
 
それから、とあるチャイニーズレストランに入ったら
見たことのある人がいて・・・誰だったかな、って一瞬考えて
「あっ、JICAのオフィスにいた人だ」って確信した。 
声をかけてみると「実は私もそう思ったのですが・・
ここに2度も同じ人が来るはずがないなぁ、と思っていたんです」だって。
Tさんと言う人で、たぶん君はこの人と一緒に赴任するはずだったんだと思うよ。 
来年の8月で日本に帰る、と言っていたから。
 
こんな小さな島だから知っている人に会うのは当たり前・・・って思うかもだけど、
Tarawaの人口密度はそれはそれは高くて約束してお会うと思っても
そう簡単に人と会える場所ではないよ。 
だから彼との出会いもとても偶然とは思えないけど。
 
でも、実はここにきて
例えばバスの中で偶然隣の席の人が朝お弁当を売ってくれた人だったり、
バスから降りたら、たまたまそこにいた人がAkauの知り合いの人だったり。 
 
私は偶然と言う言葉を使うけれど、
たぶんそれはすべて必然なんだっていう気がしているけれど
一応「偶然」を驚いて、そして楽しみたいと思っています。
 
ホテルのネットの調子がイマイチで繋がったり繋がらなくなったり・・・だから
むたぶん後ですぐ近くにあるネットカフェに行ってこのメールを送れると思います。


旅:雑感

Tarawaへのフライトを待つためのFijiでの一泊は 
いわゆる日本の観光客が選ばないであろう
バックパックの人たちが泊まるロッジを選んでみた。

まずお値段の安さと、
それからどんな人たちに出会えるだろうという楽しみとで・・・


ビーチでチェックイン待ちをしていて出会ったのは
Fijiで生まれてオーストラリアのメルボルンから来た人。 
時々生まれ故郷のFijiが恋しくて年に一度は戻ってくるのだとか。


もう一人の英国からの若者は地図で見て一番遠い場所だったから・・・
と言って笑っていた。 
今ではいろいろな人が旅の友とするスマートフォンを
その若者はわざわざ家に置いてきたと言っていたのが印象的だった。 


スマートフォンはたとえWiFiがない場所でも
グークールマップはGPSで働いてくれるから
いわゆるナビになってくれるので迷子の心配がない
とても便利なものだと私は手放せないけれど。


Tarawaではさらにいわゆる「普通」の観光客は激減


Tarawaには私たち日本人が習うことのない歴史がある。 
第二次大戦の激戦地として
アメリカでは歴史で誰もが習うその事実を私たちは知らない。 


それを知らないということにダーリンはとても驚いていたけれど。 


BetioというTarawa環礁の一番西南のはずれに
日本軍の戦車や大砲といった置き土産が今もあるとのこと。 
前回は毎日雨で行く事が叶わなかった。


だからTarawaに来る日本人はまず観光で来る人は本当に珍しく、
大抵がTarawaの激戦地で命を落とした人の家族たちの慰霊の団体か、
ODAのJICAの人たち、エイドの工事の人たち、と限られているのだと思う。


出会ったのはバス待ちをしていた4人組みのヨーロッパからの男女、
日本コーズウェイという日本のエイドの作った陸地と陸地を結ぶ道路の入り口で
口げんかをしていた白人の老カップル、
そしてウィーンから来たと言っていた一人旅の初老の男性は
南太平洋の島めぐりにハマって
今迄に37島訪れたと言っていた。 
普通の観光にはまったく興味がないのだとも。 


彼は私たちの初日に一緒の飛行機でキリバスの首都のあるTarawaに来て、
翌日キリバスの別の島に旅立っていった。 
それで彼の39島目になると言いながら。


 もう一人はポーランドから来た一人旅の若者。 
ものすごく肌の色が白いので
ここTarawaではかなり目立つ存在であるはずなのに
歩いている姿を全く見かけないから
彼ももしかしたら別の島に行ったのだろうか?


気ままに自分の好きなように旅をするには伴侶は邪魔・・・なのかもしれない。 
旅を楽しんで謳歌している人たちは皆シングルなのはそのせい、きっと。

私は気ままな旅に快く付き合ってくれる人がいてラッキー。 


一人旅もしたことがあるけど・・・私には全然楽しくないんだ。 
きれいな景色を見ても、美味しい食べ物を食べても
そこに共有できる人がいないと全然楽しくないということに
何度か一人旅をしていて気が付いたから。 


ダーリンとの旅が一番楽しい。




 

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