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2016年11月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:俳句ポスト投稿

 俳句集団「宇宙(そら)」は、2015年9月29日、津軽の地に誕生した。1年2か月が経過したことになる。

 俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトである。

 「俳句ポスト365」の選者は、TBSで木曜日放送のプレバトでお馴染みの、当代超一流の俳人、夏井いつき先生だ。

 「俳句ポスト365」の第157回 2016年10月6日週の兼題は、「波郷忌」である。兼題の説明に曰く。

波郷忌(冬の季語)11月21日。昭和44年のこの日に56歳で亡くなった、石田波郷の忌日。大正2年(1913年)3月18日愛媛県生まれ。「忍冬(にんとう)忌」「風鶴(ふうかく)忌」「惜命(しゃくみょう)忌」とも呼ばれる。


 「俳句ポスト365」では、入選が「天、地、人、並」に分かれる。入選の「天、地、人、並」の内訳は、各回、天の俳句1句、地の俳句9句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句だ。人選と並選の入選句は、全体3,000句程度のたった17%にすぎない。

 入選の発表については、木曜日に人・並選の俳句、金曜日に天・地の俳句が発表される。

 俳句集団「宇宙(そら)」のメンバーからの投稿に対する木曜日発表の入選の結果は、次のとおりである。

野々原ラピ  人選

 素うどんの醤油匂うや波郷の忌

津軽わさお  並選

 石鎚も岩木も晴るる波郷の忌

津軽ちゃう  並選

 修験者の山の荒行波郷の忌

津軽まつ   並選

 波郷忌に登る石鎚小屋の句会

篠田ピンク  並選

 波郷忌や連絡船の銅鑼が鳴る


 つまり、メンバー5人で、1人選、4並選の全員人選である。俳句集団「宇宙(そら)」としての投稿は、今回で29回目であるが、前回の28回目までで、人選の内訳は、5人選が1回、4人選が1回、3人選が8回、2人選が5回、1人選が8回、0人選=5並選が5回であり、今回は、9回目の1人選である。なお、今回で、全員人選は27回目となる。

 そして、木曜日における人・並選の俳句の発表後、金曜日には天・地の俳句の発表が行われる。

 天・地の俳句に入るのは、全体3,000句の中で10句だ。至難中の至難である。そのことを十分承知したうえで、それでも、俳句集団「宇宙(そら)」のメンバーは5人全員で、期待を抱く。

 俳句集団「宇宙(そら)」のメンバー全員による天・地の俳句への挑戦は、29回目だ。ありがたいことに、前々々回、兼題「秋薊(あきあざみ)」で、26回目にして、篠田ピンク君が初の天・地の句、しかも初の天選に輝いた。

 さて、今回は、どうなるか。全体3,000句中の10句に入ることができるか。結果発表までのワクワクドキドキ感、これがたまらない。


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