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吾喰楽家の食卓

思い出のフライドチキン 

2016年11月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

昨日は、スッキリと晴れた。
前日のような、風がないのがいい。
年末年始に備え、休めるときには休もうと、一日中のんびりと過ごした。
とはいえ、炊事、洗濯、食材の買物だけはした。
他にも、したことがある。
シャワーではなく、浴槽に浸かって、疲れを癒した。
否、疲れてはいないはずだ。
しかし、鋭気を養えたことは、間違いない。

昼餉は、ショートパスタのフジッリ(フィスリ)である。
前々日の昼餉に、ロングパスタのスパゲティーニを使っている。
今回、オータムポエム(アスパラ菜)が水菜に替わっているが、作り方は同じだ。
フジッリをこのような、あっさりとした調理で食べるのは初めてだ。
パスタ自体の味は悪くないが、水菜が今一だった。
オータムポエムのような、存在感がない。
かなりの量を入れたにもかかわらずだ。
たくさんある水菜を消化するためだから、やむを得ないことだが。

夕餉は、有り合わせの食材だけでは主菜になる料理が思い付かず、近所のスーパーへ行った。
ちょうど、この日の特売品であるフライドチキンが、店先に並んだところだった。
時間から判断すると、何度か揚げているのだろう。
美味しそうだったので、買うことにした。
亡妻は、私と同じく、肉の中では鶏肉が好きだった。
特に、フライドチキンを好んだ。
亡妻は、晩年、月に一回はフライドチキンを食べたがっていた。
それも、KFCでないと駄目だった。

その後、近くのKFCが店仕舞いしたこともあり、久し振りに食べるフライドチキンだ。
飲み物は、ビールかコーラが合うと思っている。
夜だから、コーラということはない。
熱々とは云えないが、温かいチキンをビールで美味しく食べた。
カリカリとした、歯応えが何とも云えない。
妻を思い出しながら、食べた。
単に、思い出しただけのことだ。
決して、女々しい気持で妻を偲んでいたのではないことを、付け加えておく。

   *****

写真
11月13日(日)の昼餉と夕餉



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吾喰楽さん

ウイールマンさん

了解です。
それなら良く理解出来ます。

2016/11/16 05:39:49

ウイールマンさんへ

吾喰楽さん

長年連れ添った相手ですから、何年経っても、忘れることはありません。
ただ、死に別れた直後はともかく、いつまでも嘆き悲しんでも、死んだ者は帰って来ません。
居ないことを受け止め、自分らしい生き方を取り戻さないといけない、という意味で書きました。

2016/11/15 15:04:45

吾喰楽さん

ウイールマンさん

男として、長年連れ添い亡くなられた奥さんの事を思い浮かべるのが、女々しい事なんでしょうか?

よく理解できません。

2016/11/15 14:49:03

パトラッシュさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

早速のコメント、有り難う御座います。

今、文末を読み返すと、言い訳っぽいですね。
でも、私としては、本音を書いたつもりなんですが・・・

読書は別です。
涙腺が緩んでいるのでしょうか。
古典落語の人情噺でもそうです。
何度も聴いた噺でも、毎回、同じところで目頭が熱くなります。

2016/11/14 07:37:07

たまに女々しくなることも

パトラッシュさん

よろしいのでは、ないでしょうか。

私なんか、のべつ女々しくなっています。
テレビを見つつ、本を読みつつ、気付くと涙がにじんでいます。
(涙腺不全症候群でもあるのですが)
それは、些細なことにも、感動することであり、それはまた、物を書くことへの、駆動力になる。
と言う風に、私は理解しております。

いいじゃありませんか。
時に、奥様を偲び、涙と共に、酒を飲む。
それでこそ、男というものです。
折しも、今夜は、スーパームーンとか……

2016/11/14 07:29:38

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