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「青龍の漲る精気」 

2016年11月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:俳句ポスト投稿

 俳句集団「宇宙(そら)」は、2015年9月29日、津軽の地に誕生した。1年1か月が経過したことになる。

 俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトである。

「俳句ポスト365」の選者は、TBSで木曜日放送のプレバトでお馴染みの、当代超一流の俳人、夏井いつき先生だ。

 「俳句ポスト365」の第156回 2016年9月15日週の兼題は、「蘆刈(あしかり)」である。兼題の説明に曰く。

蘆刈(秋の季語)「あしかり」。晩秋から初冬にかけて、水辺の枯れ蘆を刈り取ること、また蘆を刈り取る人のことをいう。刈り取った蘆で葭簀(よしず)を編んだり、かつては屋根を葺くのにも用いられた。


 「俳句ポスト365」では、入選が「天、地、人、並」に分かれる。入選の「天、地、人、並」の内訳は、各回、天の俳句1句、地の俳句9句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句だ。人選と並選の入選句は、全体3,000句程度のたった17%にすぎない。

 入選の発表については、木曜日に人・並選の俳句、金曜日に天・地の俳句が発表される。

 俳句集団「宇宙(そら)」のメンバーからの投稿に対する木曜日発表の入選の結果は、次のとおりである。

津軽わさお  並選

 青龍の漲る精気葦を刈る

津軽ちゃう  並選

 汽水湖の潮の匂いや蘆を刈る

津軽まつ   並選

 湯浴み後の腕の一傷蘆刈女

篠田ピンク  並選

 お岩木に合わす手もて蘆を刈る

野々原ラピ  並選

 紙は太陽の申し子蘆を刈る


 つまり、メンバー5人で、5並選の全員人選である。俳句集団「宇宙(そら)」としての投稿は、今回で28回目であるが、前回の27回目までで、人選の内訳は、5人選が1回、4人選が1回、3人選が8回、2人選が5回、1人選が8回、0人選=5並選が4回であり、今回は、5回目の0人選=5並選である。なお、今回で、全員人選は26回目となる。

 そして、木曜日における人・並選の俳句の発表後、金曜日には天・地の俳句の発表が行われる。

 天・地の俳句に入るのは、全体3,000句の中で10句だ。至難中の至難である。そのことを十分承知したうえで、それでも、俳句集団「宇宙(そら)」のメンバーは5人全員で、期待を抱く。

 俳句集団「宇宙(そら)」のメンバー全員による天・地の俳句への挑戦は、28回目だ。ありがたいことに、前々回、兼題「秋薊(あきあざみ)」で、26回目にして、篠田ピンク君が初の天・地の句、しかも初の天選に輝いた。

 さて、今回は、どうなるか。全体3,000句中の10句に入ることができるか。結果発表までのワクワクドキドキ感、これがたまらない。



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