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日本のいちばん長い日 

2016年07月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

国際オリンピック委員会(IOC)は、
リオ五輪からのロシア選手団の全面除外を見送る。
との、ニュースに、プーチンさんはニンマリでしょうね。

ドーピング大国のロシア。ロシアがメダルを取っても、
ドーピングかと思うだけ、スポンサーも減って、
金がかかるオリンピックは曲がり角に来ているようです。

今日の映画紹介は「日本のいちばん長い日」。
BSプレミアムで2016年7月25日(月)13:00〜放送。
8月15日は終戦記念日。
この時期になると、戦争の映画が放映されますね。
以前、紹介しているので再掲です。

終戦前夜の”玉音放送”までの24時間を
クーデター未遂事件を絡めた終戦秘話。

原作は大宅壮一名義だが実際の著者は
当時編集者だった半藤一利。
終戦当時の政治家や宮内庁関係、
元軍人や民間人から綿密な取材で得た、
証言を元に編集したノンフィクション。

日本に無条件降伏を求める米、英、中のポツダム宣言が、
海外放送で傍受されたのは昭和20年7月26日。
直ちに翌27日、鈴木総理大臣(笠智衆)は緊急閣議を開く。
その後、8月6日広島に原爆が投下され、8日にはソ連が参戦。
日本の敗戦は決定的だった。

8月14日の特別御前会議で、天皇は「終戦」の聖断を下す。
終戦反対派の陸軍青年将校はクーデターを画策する。
阿南陸相( 三船敏郎)は”御聖断には従うべき”と、
それを諌める。

一方、終戦処理のために陛下の終戦詔書を15日正午、
ラジオ放送することを決めた。

同じ頃、クーデター計画を進める畑中少佐(黒沢年男)や
椎崎中佐(中丸忠雄)等は玉音放送を中止させるため、
宮城と放送局の占拠のため行動を起こす。

御前会議までは本土決戦を主張していた阿南陸相が
部下の井田中佐(高橋悦史)らに
”生き残った人々が二度とこのような惨めな日を
迎えないような日本に…”と言い残して割腹自殺を
遂げるシーンには、何とも言えない気分でした。

陸軍青年将校の反乱は理解に苦しみます。
「戦争に負けた事がない」と陸軍という組織を
守るため、又自分達の敗北を認めたくないという
心理状態なのでしょうか、彼らは国民のことを
ほとんど考えていないですね。

「日本のいちばん長い日」があったからこそ
今の平和な日本があるのだと思いました。

1967年(昭和42年)制作。監督は岡本喜八。
原田真人監督が同名の映画をリメイクしていますから、
観た人も多いでしょうね。



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外交下手!?

yinanさん

村雨さん、今晩は〜!

「日本のいちばん長い日」は
御前会議で降伏を決定した
1945年(昭和20年)8月14日の
正午から宮城事件と玉音放送がされる、
8月15日正午までの24時間ですが、
緊迫したストーリー構成と仲代達矢のナレーターで
事件の概要が良く判り、素晴らしい映画になっています。

原作者の半藤一利氏が言っています。
”あらゆるテクニックを使ってやるのが外交。
脅かしたり、引っ込んだりとあらゆるテクニックを
使ってやるのが外交ですが、日本人は本当に外交が下手です。
戦前の日本は完全に軍部に抑えられており、
陸軍省の中の外交部でしかないと思われていた。
戦後は進駐軍に抑えられて外交は存在せず、
独立しても外交を知らない外交官ばかりが
いるという状況になった。
「外交とはなんぞや」と真剣に考えないといけない”と。

この言葉のように、日本の外交はどうなんでしょうかね。

2016/07/25 20:15:18

何度も見ました。

さん

終戦に至るにも、陛下の玉音盤を探すシーンなど、ショックでした。
「一死、大罪を謝す」なども読んだリ。

2、3年前に見たときは、中丸忠雄の演技に感心。
自分はあんなことしないと思っていても、思わず頑張ってしまうのではないかと考えました。それが一番怖いことだと。知るべきことが閉ざされているのですから。

リメイクは、甘そうな演出で観る気がしません。

2016/07/25 12:05:41

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