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夏井いつき先生 

2016年07月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:俳句ポスト投稿

 俳人、津軽わさおは、2015年5月13日から通い始めた俳句教室で俳句修業に励むとともに、2015年7月17日からは「俳句ポスト365」に投稿を開始し、腕試しと研鑽に努めている。

 「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトであり、全国から投句が集まる。なにしろ、正岡子規大先生を生んだ松山である。俳句の本場中の本場でだから、挑戦し甲斐がある。

 選者の夏井いつき先生は、当代超一流の俳人であり、テレビ、ラジオ出演等、多忙を極めておられる。その夏井いつき先生に自分で作った俳句を読んでいただき、判定していただけるのは、このうえない喜びである。

 俳句の投稿者として、入選を果たしたいと思いつつ、一方で何句も投稿してご迷惑をかけるのはどうかと思うのは、誰しもが持つ人情である。


 「俳句ポスト365」では、毎回、火曜日に「今週の俳句道場」が掲載される。

 第128回 2015年9月10日週の兼題「秋の雲」に係る俳句道場のコーナーにおいて、次の●の質問とそれに対する〇の回答が掲載されている。

●組長様、皆様、いつも本当にありがとうございます。ますます句が増えているとのことで、毎週どんなに大変なことかと心配しております。かくいう自分も、投稿を始めた頃は吟味して2句に絞っていましたが、最近はとにかく選ばれたくて、数打ちゃあたるかとばかり、数句投稿してしまいます。ところが逆に全ボツです。結局駄作を増やして、組長、皆様の労力を増やしているだけのようで反省しきり。。一人2句まで(いや、せめて4句?)と決めていただいても良いかと思いますが、どうでしょうか。いずれにせよ、感謝感謝です。お体大切に。/あき輝りん

〇おおー、あき輝りん君、俳号に名字をつけてくれてありがとう。初心のあいだは、類想類句の区別がつきませんから、なんでもいいからどんどん送ってもらってOKです。そこが、紙ベースの俳句欄との一番大きな違いですので、それを利用して下さいね。実力がついてくると、自選ができるようになりますから、自ずと投句数もセーブできるようになってきます。安心して投句して下さい。

 〇の回答の主は、夏井いつき先生である。

 それにしても、「初心のあいだは、類想類句の区別がつきませんから、なんでもいいからどんどん送ってもらってOKです」の「なんでもいいからどんどん」は、初心者には、実にありがたい。

 「そこが、紙ベースの俳句欄との一番大きな違いですので、それを利用して下さいね」。そうだよね、「俳句ポスト365」の投稿フォームに記入し、送信ボタンを押すだけで、簡単に投稿できる。今のネット社会は、実にありがたい。

 「実力がついてくると、自選ができるようになりますから、自ずと投句数もセーブできるようになってきます。安心して投句して下さい」。そうなんだ。実力がつく→自選ができる→投句数もセーブ、なるほどね。「安心して投句して下さい」と言われると、初心者には、実にありがたい。


 それにしても、夏井いつき先生は、優しいね。
 
 今、「俳句ポスト365」に集まる投句は、毎回、3,000句に及ぶ。それを夏井いつき先生は、御自ら全部を読み、選句される。

 凄いことだよね。だって、3,000句もあれば、上手いものから、下手なものどころか、下手すぎるものまで、当然あるよね。1句を5秒で読んだとしても、全部読むには4時間はかかる。何のかんので、倍程度の10時間はかかるだろう。

 それなのに、ああそれなのに。夏井いつき先生は、投句数の制限なんて考えない。

 当代超一流の俳人先生は、偉いんだね。そして、思うのは、夏井いつき先生は、俳句を愛し、もっと俳句の世界を広くしようとの使命感に燃えておられるんだね。

 何が彼女をしてそこまで頑張らせるのだろうか。それは、正岡子規大先生の存在である。正岡子規は1867年生まれ、夏井いつき先生は1957年生まれで、たった90歳しか違わない。

 俳句の中興の祖たる正岡子規が創った俳句の流れ。それをもっと大きくすること、それが夏井いつき先生の使命である。

 と、俳句のまだ初心者なれど、津軽わさおは、見ている。頑張れ、夏井いつき先生!!



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