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喜びも悲しみも幾歳月 

2016年01月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「喜びも悲しみも幾歳月」。
BSプレミアムで2016年1月15日(金)13:00〜放送。
以前、紹介しているので再掲です。

タイトルがいいですね。
この歳になると自分の人生を振り返っても
”喜びも悲しみも幾歳月”と実感出来ます。
映画の内容は忘れていても、
若山彰が歌う主題歌は覚えています。
♪♪俺(おい)ら岬の 灯台守は
  妻と二人で 沖行く船の
  無事を祈って 灯(ひ)をかざす
  灯をかざす♪♪

激動の昭和初期を背景に木下恵介監督が
灯台守夫婦の25年間を描いた映画。

上海事変が勃発した昭和7年。
新婚早々の若い燈台員・有沢四郎(佐田啓二)と
きよ子(高峰秀子)は、
神奈川の観音崎燈台に赴任する。

日本が国際連盟を脱退した年には、
四郎たちは北海道の石狩燈台へ転任になった。
そこできよ子は長女・雪野(有沢正子)を授かり、
二年後に長男・光太郎(中村嘉葎雄)を出産する。

昭和12年には波風荒い五島列島の女島燈台に転勤になる。
(注:2006年(平成18年)、この灯台が最後の
有人灯台となり以後、日本では有人の灯台は無くなる)。

北海道から九州まで日本各地の灯台を
転々と転勤して、子供の誕生、空襲、終戦、長女の上京、
そして息子の死と、時は流れる。

”一生って、無事に通ることはないさ”
”750も灯台があるんだもの、
いろいろな悲しみがあるのね”。

人生の喜びや苦しみ、悲しみを乗り越えて、
初老を迎えた二人はかっての赴任先の
御前崎灯台に戻って来て、外国へ旅立つ新婚の
娘夫婦を乗る客船を見送るのだった。

二人の生き様もさることながら、
全国15ヵ所のおよぶ日本縦断ロケによる
四季おりおり風景に時代の背景に当時の生活が
よく判り、ノスタルジアにかられます。

因みに制作された、
この年(1957年(昭和32年))の出来事には、
@ラジオ放送「赤胴鈴之助」が放送。
吉永小百合はこの放送でデビュー。
(♪♪剣をとっては日本一に…♪♪のメロディーと
共に、私もこの放送を楽しんでいました)。
Aこの映画の主役・佐田啓二(31歳)が
3歳年下の杉戸益子さんと結婚。
この二人の子供が、中井貴恵、中井貴一。
B東芝が21吋のカラーテレビの試作に成功。
Cコカ・コーラが市場に初登場。

昭和も遠い時代となりました。



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