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吾喰楽家の食卓
国立演芸場(八月中席)
2015年08月20日
テーマ:古典芸能
■桂 たか治
師匠は桂文治(11)である。
一口に前座といっても、見習前座、中堅前座、立前座とあるが、立なのかもしれない。
噺は勿論、高座返し(座布団・メクリ)などの仕事も卒がない。
動作がきびきびし、気配りも感じる。
何れにせよ、二ツ目昇進も近いのではと思っている。
この日の演目である「のめる」は、四月に聴いたよりも、上達したように感じた。
それだけ、伸び盛りということかもしれない。
派手さはないが、古典落語の本道を行く噺家になるような気がする。
■柳亭 小痴楽
師匠は柳亭痴楽である(5)。
ちなみに、「痴楽綴り方教室」でお馴染みだったのは、四代目だ。
入門後すぐに、父親である師匠が倒れ、桂文治(11)に預けられた。
だから、桂一門が揃った中席に、柳亭が加わっているのだろう。
粗さが目立つ芸だが、面白い。
二ツ目とはいえ、華があるのは天性か。
演目は、お馴染みの「まんじゅう怖い」で、大いに笑わせてもらった。
顔の筋肉が発達しているのか、オーバーな表情がいい。
左や右にドタバタ動いて、熱演した。
正面を向いたときの座り方が少し傾いているので、見た目が落ち着かないのは難点かもしれない。
■桂 文治
師匠は、落語芸術協会の前会長、先代の桂文治(10)である。
文治は、桂一門の止め名だ。
大きな名跡を継いだ文治が、真打のトップバッターだった。
二月以来、聴くのは三度目になるが、その中では、今回の「真田小僧」が一番だ。
父と子の掛け合いが、実にいい。
■桂 歌助
師匠は、桂歌丸である。
二番弟子だが、初めての直弟子になる。
演目の「牛ほめ」は、与太郎が父親の代わりに新築祝の口上を述べる噺だ。
手慣れた感じの口演は、楷書の芸を感じた。
嫌いだという人は少ないと思うが、かといって腹を抱えて笑うほどでもない。
■雷門 助六
師匠は先代の雷門助六(8)で、後に養子縁組している。
聴くのは、文治と同様、三度目になる。
今回の「虱茶屋」が、今までに聴いた中では一番だ。
噺の後に披露する“あやつり踊り”は、お家芸なのか、中々見事である。
毎回、まくらが殆ど同じなのは残念。
とはいえ、さすがに中トリだけあり、円熟した芸だ。
■桂 小南治
師匠は桂小南(2)である。
俳優の竹中直人に似た風貌だ。
背が低く、顔と声が大きいのが印象に残った。
八月中席の常連で、まくらで大入袋を披露するのは、毎度のことらしい。
演目の「ドクトル」は、ドクターのドイツ語読みである。
十八番(おはこ)らしいが、患者を笑いの種にするのは、好みではない。
■桂 歌丸
師匠は古今亭今輔、後に桂米丸に替わった。
当初、新作落語を中心に活動していたが、古典落語に重点を置くようになった。
そのことが原因で、新作専門の今輔と関係が拙くなり、師匠を替えることになったようだ。
しかし、真打昇進披露口上では、新旧両師匠が揃って登場している。
喧嘩別れではない。
今回の高座は、「笑点」と同様、見台を使っての登場である。
毎年、この時期に三遊亭圓朝作の怪談をやっている。
中席初日の八月十一日が、圓朝の祥月命日だからであろう。
通常、三回に分ける「怪談乳房榎」を、今回は一回で終わらせるという。
五十分の持ち時間であったが、一時間を超える熱演であった。
噺は、全体を詰めるのではなかった。
途中のクドキ部分を割愛し、その旨を説明した。
また、終盤は、粗筋を語るに止めた。
それでも、物足りなさは感じない。
数ヶ所、滑舌が悪かったものの、噺の迫力はさすがである。
一時間を超えても飽きることなく、最後まで噺の世界に引き込まれていた。
是非、来年の八月中席でも、圓朝の噺を聴かせて欲しい。
*****
写真
8月18日(火)八月中席の演題
*今日は日帰り人間ドックです。しばらく、パソコンとスマホから離れます。
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SOYOKAZEさんへ
こんにちは。
1時からの面談を、待っているところです。
全部の結果ではありませんが、判った範囲で説明してくれます。
凄い精神力です。
まくらでは、先日のYouTubeよりも、更に詳しい病状を話してくれました。
入院中は、32kgだったとか。
今は、40kg近くに回復したとのこと。
過去には、複数の師匠が高座で倒れています。
歌丸師匠も、覚悟しているのかもしれませんね。
ファンとしては、応援するしかありません。
2015/08/20 12:31:24
落語家魂
こんにちは。
ドックの結果がよいことを祈っています!
歌丸師匠、三度に分けるお話を、そうまでして、一度に語る。
落語家としての執念を感じ、お体の不調は、そこまで来ているんだなと、寂しく思いました。
私もDVD買おうか?真剣に考えています。
2015/08/20 12:18:58
悠遊人
おはようございます。
食べることや落語は大好きですが、通と云えるか?
私も演芸場の前後に、YouTubeで予習復習をしています。
便利な時代ですね。
2015/08/20 09:47:43
さすが・・・
吾喰楽さんは食通であり、落語通であることをあらためて納得しました。
テレビの「笑点」は時々見ていますが、吾喰楽さんの影響でYou Tubeで落語を検索する機会が増えました。
2015/08/20 09:36:08