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映画が一番!

ショコラ 

2015年05月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

政府は臨時閣議で、集団的自衛権行使の法制化を
含め自衛隊活動の拡大を
図る新たな安全保障関連法案を決定しました。
これで、専守防衛から一歩踏み出しました。
さて、これでどうなることやら?

今日の映画紹介は「ショコラ」。
BSプレミアムで2015年5月15日(金)13:00〜放送。
2001年5月に観た時の感想文です。
以前、紹介しているので再掲です。

ジョアン・ハリスのベストセラー小説を、
「サイダーハウス・ルール」の
ラッセ・ハルストレム監督が映画化。

題名の「ショコラ (Chocolat)」は
チョコレート、或いはココアを表すフランス語です。
アメリカ映画なのに何故フランス語だと思ったら、
実在するフランス・ブルゴーニュのフラヴィニーという街で
撮影されているからでしょうね。

甘いだけかと思ったら、なかなかどうして内容がある映画。
戒律と伝統を重んじるフランスの小さな町に、
若くて美しい女性、ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)と
その娘がフランスの田舎へイタズラ好きの北風に乗って、
チョコレートの店、「Maya」を開く。

店を開いたヴィアンヌは、一人一人の希望に
ぴったりと合うチョコレートを作り、
その不思議なチョコレートを食べた村人達を
とりこにしていく。

その中でも、夫の暴力に悩む
ジョセフィーヌ(レナ・オリン)や、
その奔放な性格のせいで厳格な娘から絶縁されている
アルマンド(ジュディ・デンチ)にとっては、
ヴィアンヌの明るく朗らかな人柄や
チョコレートの美味しさと不思議な効果に
心の安らぎをおぼえるのだった。

ところが、開いた時期がキリスト受難節なので
頑固村長のレノ伯爵が
”甘い物は食べてはならぬ”と
いやがらせを始める。が…。

そんなある日、村にジプシーの一団が流れ着く。
レノによって村人たちから「流れ者」として
嫌われる彼らと境遇を同じくする
ヴィアンヌは、そのリーダーである
青年ルー(ジョニー・デップ)と思いを交わす。

軽快な音楽と共にテンポよく進む画面に魅入りました。
村の住人やレノ伯爵が甘いチョコレートで
変わっていく過程が人間とは固定観念に囚われて、
いかに変化を嫌う物かと思い知らされました。
あの頑固村長は自分かもしれないと。

ラストは柔らかな南風がやって来て、ハッピーエンド。
”おいしい幸せ、召し上がれ”。
ハートフルな映画でした。

P.S
何度観ても、いい映画だなぁと思う映画です。
若き日のジョニー・デップが真面目な役で
奏でるギターに惚れ直しますね。
チョコレートの香りが漂ってくるような映画ですね。



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フランスへ

yinanさん

Reiさん、おはようございます!

何回も見ているのですが、見る度に新しい発見があります。
ストーリーの展開は判っているので、
顔の表情とか、仕種とか背景を仔細に見ています。

フランスは行ったことがないので、行ってみたいです。
「ふらんすへ行きたしと思へども
 ふらんすはあまりに遠し
 せめては新しき背廣をきて
  きままなる旅にいでてみん。」の
詩を思い浮かべます。

引っ越しは大変です。
今迄、住んでいた思いでや物を整理して
新しい所で一から築き上げるのは
たくさんのエネルギーを必要としますから。

でも、見方を変えると、この映画の主人公のように
新しい土地、人々との生活を楽しめますね。

2015/05/16 06:58:43

いい映画

Reiさん

そうですね…
私もそう思います。なぜか心に残る映画です。
大好きなフランスが舞台ということもあるけど、誰も知らない所へ行って、商売を始めるという勇気に、励まされました。
私も何度も引っ越して、そのたびに心細い思いをするからでしょうか…?
甘いチョコの香りがしてくるようですね。

2015/05/15 07:29:49

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