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尺八と横笛吹きの独り言
ウーン……見ていると、何か血が騒ぐんだなあ……
2015年04月16日
テーマ:テーマ無し
●連続テレビ小説「希」(まれ)の一場面
写真は希がロールケーキコンテストに落ちて、帰宅途中に圭太(希に好意を持つ)と教室で遭遇する。
そこで言いようもない辛さを吐露する。
なんだろう?こういった教室の場面や高校生の会話が出てくると、何か血が騒ぐです。
回顧し始めるのは年老いた証拠なのであろうが……やはり昔の血が騒ぐのです。
いつのまにかドラマの高校生同士の会話の中にいる、自然とどうすればいいのか悩んでしまう。
(多感な高校生と接するのは気が滅入ることが多いが、もしかしたら……その根底には子供が好きなのかもしれない)
【4月16日(木)のアラスジ】
ロールケーキコンテストに参加するも、希は入賞すらできなかった。コンテスト後に審査員長を務めた池畑(小日向文世)に意見を求めると、入賞作以外全て不味かったと、ばっさり切られてしまう。池畑から目標を尋ねられた希が、「皆を笑顔にするためにケーキ職人になりたい」と言うと、池畑は、その程度ならばプロではなく趣味程度にケーキ作りを続けるのが丁度良いと言われてしまうのだった。
心底ショックを受けた希。帰宅途中に圭太と遭遇し、言いようもない辛さを吐露する。対して圭太は、ケーキ作りを辞めてしまうのかと問い、ようやく夢を見つけたように見えた希を心配する。圭太は”夢”を輪島塗に掛け、輪島塗は重ね塗りする段階で汚い部分を隠せるからこそ、多少嘘をついても他人にはバレずに済む、それでも、自身はそういうことはしたくないと話すのだった。
http://matome.naver.jp/odai/2140679035912120501
●青森中央高校……全国高校演劇研究大会 最優秀賞作品の場面だ。
全国高校演劇大会の録画版をじっと見ていました。
もう生き生きと演技している。若い集団の力……演出がうまい。プロのようだ。
顧問の先生は相当に苦労している。ここまで来ると顧問はわずかにアドバイスするだけかも……
自由に自主的に彼らは動いている。まったくすごい。
なぜか?血が騒ぐですよ……(自分にはできないがね)
自分のクラスでも演劇をしたことがある……それはそれは大変でした。
演劇などやりたくなくて、帰る生徒を引っ張りもどして悪戦苦闘。
とうとう私が怒りだして「勝手にしろ!」とサジを投げた時……
彼らは勝手に自主的にやり出した。そういう体験がある。
【出演】青森県立青森中央高校演劇部
舞台装置なし!小道具なし!照明、音響効果なし!演じるのは高校演劇部27名の生徒たち。
被災地での上演を想定し、役者の身体だけで全てを表現する青森中央高校演劇部の舞台「もしイタ」。
躍動する高校生の姿は笑いと涙で会場を包む。
2012年「演劇の事件だ」とまで評された舞台を大阪で初めてお届けします。
震災によってチームメイトや家族を失い、被災地から転校してきた主人公。彼の成長を描くことで、被災された方々にメッセージを送り、震災後の日本人が今なすべきことを問いかける。
全国高校演劇研究大会 最優秀賞作品
http://subaruhall.org/event/2404.html
●『もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』。
この某ベストセラーのパロディのようなタイトルの作品を引っさげて、東日本大震災の被災地を応援するための公演を行っているのは、青森県立青森中央高校演劇部です。震災から3年、メンバーが卒業で入れ替わっても、公演は続けられています。
この作品は、2012年の総文祭の最優秀賞をはじめ様々な演劇賞を受賞して、大きな反響を呼びました。
●【「もしイタ」あらすじ】(公演チラシより)
4月。青森市にある県立賽河高校。その野球部に女子マネージャー、シオリが入部してきます。彼女は1年生の頃、陸上部に入部しており、やり投げでインターハイに出場したほどの選手でしたが怪我のため現役を断念し、陸上部が廃部になったため、2年生のこの時期に野球部に入部したのです。自分が果たせなかった夢を野球部に託し、情熱を燃やすシオリでしたが、肝心の野球部は部員が8人しかおらず、やる気のかけらもありません。一念発起したシオリは部員勧誘に乗り出し、転校生カズサに目を留めます。カズサは被災地の学校からこの春転校してきたばかりでした。そして、前の学校では野球部に所属していたというのです。「野球は辞めた」と言いはるカズサをなんとか説得したシオリは「今度はちゃんとしたコーチに来て貰おう」と学校に掛け合います。しかしやってきたコーチはなんと、盲目の老婆、イタコでした。「ワの言うことを聞げば絶対甲子園さ行げる」と豪語する老婆。野球部はいったいどうなってしまうのでしょうか?
●体育祭
以前勤務した学校での体育祭だ。あの顔、この顔……
授業で見せない顔があちこちにある。この学校では1年で女子が3割もいた。
体育祭で演技の合間に流す音楽……応援席でこの音楽に合わせて女子が勝手にダンスをしている。
まったくくったくがない。笑ってしまう。みないい顔だ。自由でいい。
この学校ではダンスコンクールや応援合戦をさせたら、普段にない元気な高校生が発揮できるのだが?
嘱託の身でしたので、とうとうそれは実現できなかった。
前任校では応援合戦が俄然おもしろかった。女子の集団ダンスは調和がとれておみごとです。
放課後もムカデ競争の練習をあっちこっちで、やっている姿が私には感動ものでした。
その前の学校では練習なんかそっちのけでみなバイトに走っていたが……いろいろだ。
教室で、あんなに静かな男子生徒がダンスの演技をする……それが驚きだ。
体育祭の教員だけの反省会では……優勝した担任が泣く場面もあった。
「乾杯」「おめでとう」「ああ……C球団の先生方、新任教師としてうれしいです。
アアア……ありがとうございままま……す」(涙・拍手)
●尺八同好会の文化祭演奏会の場面。
ここの学校では尺八同好会を立ち上げました。
自分のクラスの生徒を拉致して、6〜7名強制入部させました。
帰りたい生徒・携帯をいじる生徒・携帯音が鳴る……それは悪戦苦闘だ。
それでも「さくらさくら」「練習曲1番」「古時計」など吹きましたね。
●合唱祭
ここの学校ではこの合唱祭が30年続いておりました。
授業ではまず聞いていない生徒が、こぷして外部の舞台に上がると……どうしてどうしてたいしたものだ。いつ練習をするのだろうか?練習・リハーサル・課題曲……担任にとっては苦痛だろうなあ……
我々教師集団も合唱に特別参加した。
嘱託の私もちゃっかり参加している。なんという歌だったかも言う忘れているがね。
先生方にはピアノの専門家や声楽の専門家がいる。
生徒も教師も同じ土俵で歌う。。これもいい。
●これって……完全に回顧主義だな……年取った証拠だ。でも血が騒ぐのです。
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