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のびたの日記

東野圭吾原作の映画「手紙」 

2015年03月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



観るべきものが無い昨夜のテレビ パソコンでGyaoの無料映画を観た
東野圭吾の原作による 「手紙」 およそ2時間近いものだった
社会は一度 穴に落ちたら なかなか元に戻してくれない冷たさが共感として残る
 
兄弟二人で生きる毎日 兄は懸命に働き 弟の大学進学の道を助ける
だが ある日 どうしてもお金が無くて 窃盗目的である家に入ってしまった
ところが その家のおばさんに見つかり 勘弁してくれ 何時か返すからと叫ぶ
 
しかし恐怖に陥った彼女ともみ合い ハサミで突いてきたのを交わしながら誤まって刺し殺す
裁判を受けて無期懲役 兄は刑務所に入った
まじめに刑に服すが 弟との手紙の交流だけが楽しみだった
 
弟は大学進学は諦め 仕事に就くが どこでも兄の件で冷たくされたり 辞めさせられる
そんな中で 近くの職場の女の子が彼を見染め 積極的に交際を求めるが彼は反応しない
というより 兄の件で心の中を閉ざしているのだ
 

 
弟には中学時代からの親友が居て 彼とお笑いの世界 漫才に出ようと ずっと練習していた
これがオーディションで合格し すぐ人気者になり CMの仕事まで舞い込む
そして 良家の令嬢と会う 彼女は急速に彼に近づく 父の決めた結婚相手を無視して・・
 

 
結婚まで意識して付き合うが 兄のことは どうしても打ち明けられない
彼女の父親は 内偵をさせ 兄の存在を知り 猛烈に反対する
彼女も動揺して 弟のそばを離れるが 交通事故に遭い 顔に傷が残る重傷を負った
 
売れ始めた漫才も やがてネットの世界で 兄の件が露見し むごい書き込みが続く
人殺しの兄を持って居るのに お笑いの世界なんて お前にも罪の意識が無いのかと・・
親友とのコンビ 彼だけは残してと事務所に頼み 自分は この世界を去る
 

 
秋葉原の電気店で働くが やはり兄の件で 働き者の評価が高かったのに倉庫に回される
どこへ行っても 兄のことでどん底へ突き落され 兄の手紙は続くが やがて出さなくなった
そんな中でも 最初に知り合った女の子は 彼を励まし やがて一緒になる
 
お兄さんに手紙を出してあげて こう懇願する
だって たった一人の この世の兄弟じゃない 血を分けた兄弟だよ
それでも出せない弟になり変わって 秘かに 兄にパソコンで打った手紙を出し続ける
 
子どもが出来て 近くの砂場デビューをさせるが 子どもたちは さっと離れていく
人殺しの兄を持つ お父さん と冷たく 親も子供も誰も近づこうとしない
それでも 妻となった彼女は 絶対に世間から逃げるな 逃げたら負けと言い続ける
 
弟は やがて 久し振りに兄へ手紙を書く これが最後だと・・
弟も 家族も いつも兄のことで 世間から冷たくされ 生きていくのが厳しく辛い
だから兄の事は忘れる 居ないと思うようにする この手紙が永遠の別れと思って欲しい
 

 
ある日 舞台で活躍する親友が 刑務所慰問に行く 一度だけ漫才コンビに復活してくれ
兄に合わせたいと言う彼の心配りで有る そして 慰問の舞台に立つ
軽妙な漫才を 刑に服す大勢の男たちが観て喜ぶ その中に兄が居た 彼は笑っていない
 

 
弟に済まない 心から詫びて手を合わせながら 舞台の弟を観られない
掛け合いの中で 相方が兄は?と 意識してか しないでか 口に出してしまう
弟はすぐには言葉が出ない 微妙な 間が空いてしまう
 

 
やがて 兄はバカな奴だったよと 少し涙眼になりながら笑いのタネにする
それでも 俺にとって 兄は兄だよ 大切な兄であることは間違いないさ と
兄は客席で嗚咽している 手を合わせ伏し拝むようにしながら・・自分の罪を想う
 

 
刑務所の外で待って居た妻と子供 3人で桜が満開の下を去って行く
少し 吹っ切れて やがて 幸せな家族となって行くのだろう
エンディングが私を泣かす 久し振りに 集中して映画を観た・・無料で・・・
 

 
       最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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