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みんな三陸に来てけらい！　

2015年03月09日
テーマ：テーマ無し

この写真は　あの東日本大震災で壊滅的被害を受けた陸前高田市の現状である
三陸の旅は若いころから一人旅をしたが　添乗員として案内した最後は１０年前
日本三大松原がある高田の松原　ここに広大な松原があった
 
一本だけ残った松は　高田の　あるいは東北の復興のシンボルとなっている
橋の手前にはゲートボール場などがあって　お年寄りの方たちが遊んでいた
メーンの通りにバスを駐車させて向かったが　そのあたり平地は殆ど津波で壊滅した
 

 
この時は石巻市場　金華山　鮎川　登米　巨釜・半造　浄土ヶ浜　三陸鉄道にも乗った
津波の被害を受けた地は　何度も通った　話した　泊った地の方たちを想い胸が痛む
家も家族もあっという間に流され　一瞬のうちに平和が無残に翻弄させていた
 

 
ネットを通じて　すぐ支援の活動を呼び掛け　義捐金カンパ　緊急食糧などを送る
毛布や生活用品を求め　行動に移せる方が現地まで搬送して手渡してきた
それでもなお　取り残されている地域の方が助けを求め　生き抜いていた
 
現地のボランティアは寝食を忘れ　行動に移して居てくれる
しかし　一刻も早く　必要な地域に送りたい物などが届かない状況も出てくる
善意が空回りして軋轢も生じ　落ち着いた頃　私もそのネットサイトを閉じた
 

 
昨日は亀戸文化センターで催されている　三陸復興支援行事に出かけた
被害を受けた東北の方たち　少なくとも復興の兆しは生活にも心にも見えている
哀しみは永久に消えないが　それを胸に秘めて　立ち直ろうとしている姿がある
 


 
子供たちが特設売店で　お願いしまーす　美味しいですよと呼びかけていた
石巻や気仙沼の名産や　南部せんべいなどが売られている
私も幾つか買って　子供たちの笑顔に応えた
 



 
観光などの話は明日に続くことにして　印象に残った話がある
三陸の特徴は僅かな平地が各所にあり　すぐ後ろに山が迫っている
今　復興の計画を進めるのに　これが大きな障害となっているらしい
 
土地の再開発計画を進めるのには　その所有者の了解を取らねば進まない
ところが　すべて山林のようなものであり　所有者が分からない　亡くなっている
これが大変な作業で　復興を遅らせている原因の一つにもなる
 

 
一番上の写真　高田を初め　各地では生活居住地域を　盛り土で高くしている
高田では　山からベルトコンベアで土を運び　時の経過とともに高さを増す
またいつ　地震や津波が襲うかも知れない　これは日本各地でも想像される
 
過去の被災地は　神戸や淡路島　新潟　等もある　忘れられない震災である
私たちが　こうした地域の方に支援できることは　その土地の何かを買う
行ってみる　出来る範囲内で良いと思う　お金が無ければ想うだけでも良いことだ
 


 
三陸鉄道も４月には全通する　中にはパスが代行している地域もある
観光地は沢山あるし　食べ物も良い　温泉は意外と少ないが見どころは多い
私も　いつかまた三陸を訪れ　この眼で復興を確かめたいものだ
 
　　　　　　　 最後までお読みくださいまして有難うございました m（_ _）m
 



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