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柴崎岳選手、頑張れ!!・「同点スーパーゴールが日本を救った」　

2015年01月25日
テーマ：人生

サッカー日本代表にあって、今後を最も嘱望されているのは、柴崎岳(シバサキ ガク)選手である。

　柴崎岳選手は、鹿島アントラーズ所属で、1992年5月生まれの22歳。出身は、青森県上北郡野辺地町であるから、津軽のシニアブロガーは、自然と応援に熱が入ってしまう。

　これまで、サッカー日本代表を長年にわたり引っ張ってきたのは、遠藤保仁選手である。彼は、国際Aマッチ出場数で歴代選手最多の152試合を誇る。34歳の遠藤保仁選手は、今なお進化を続けているから、驚きである。

　しかし、さすがの遠藤保仁選手も、今や34歳。彼のことだから、まだまだ頑張ってくれるとは思うが、サッカー日本代表が更に強くなるためには、その頑張りとともに、彼の後継者に頑張ってもらわなければならない。

　そうした中で、日本中から期待されているのが、我が柴崎岳選手だ。そのことが、サッカー日本代表を熱烈に応援している津軽のシニアブロガーには、何よりも嬉しい。

　柴崎岳選手、頑張れ!!


　今、オーストラリアで開催されているサッカーのアジアカップ(アジア杯)。サッカー日本代表の試合は、国際親善試合や強化試合を観るのもおもしろいが、やはり、ワールドカップ(W杯)の予選及び本戦の試合、アジア杯の試合の方がよりおもしろい。選手も視聴者も緊張感が違うからだ。

　そのアジア杯、2015年1月20日の1次リーグ第3戦のヨルダン戦。日本が2-0でヨルダンを下して決勝トーナメント進出を決めた。この試合、柴崎岳選手は、後半41分から遠藤選手に代わってアジア杯初出場を果たした。

　これは、サッカー日本代表にとって、ベテランの遠藤選手を少しでも休ませるという色合いのものであるが、柴崎岳選手の出場を今か今かと待ち望んできた私にとっては、万歳ものである。出場時間は短くても、とにかく初経験をするのが大事だから。

　2015年1月23日、中2日で決勝トーナメントの準々決勝、アラブ首長国連邦(UAE)戦が行われた。この試合は、前半7分にUAEに先制点を許したものの、その後は0-1のまま、圧倒的に日本が優勢に試合を進めた。結果的に、シュート数でUAEUAE3に対して日本35だ。

　この試合、柴崎岳選手は、後半9分に遠藤選手に代わって出場した。さすがに中2日では遠藤選手にはきつそうであるし、監督は、局面打開を柴崎岳選手に期待したのだ。

　しかし、日本が30本を越えるシュートを放っても、なかなか1点が入らない。津軽のシニアブロガーは、テレビ画面越しに叫ぶ。1点、なんとしても1点! 頼むぞ、シバ〜サキ!

後半も35分過ぎ。残り、10分を切る。さあ、頑張れ、日本!　その時だ。柴崎岳選手が中盤で前を向いた。本田圭佑選手にくさびのパスを入れ、同時に前に走る。本田圭佑選手の落としを受けた瞬間、柴崎岳選手がダイレクトでシュートを放った。これがゴール左隅ギリギリに決まった。やった。待望の1-1の同点だ。時に、後半36分である。

　この柴崎→本田→柴崎のパスとミドルシュートのプレーは、難しいものだ。そして、あの距離を左隅ギリギリに決めてくれた。同点のスーパーゴールだ。まさに、ワールドクラスのプレーである。

　この瞬間を世界中のサッカー専門家が観た。そして、みんなが柴崎岳選手のワールドクラスのプレーに度肝を抜かれた。

　これは、青森県が生んだ若き司令塔、柴崎岳選手が世界デビューを果たした瞬間でもある。


　柴崎岳選手の同点スーパーゴールは、日本を救った。

　これが決まっていなければ、どうなる。日本は、UAEに0-1負けだ。シュート数でUAE3に対して日本35と完全に圧倒しながら、0-1負けとなれば、大変だ。サッカー日本代表も、サポーターや視聴者ももちろん、日本のサッカーそのものが傷つく。

　柴崎岳選手のスーパーゴールで同点に追いついたものの、試合は、延長戦でも決着がつかず1-1のままPK戦に突入した。残念ながら、本田選手と香川選手がPKを失敗し、4-5で日本は負けてしまった。

　残念は残念だが、またいろいろと、サッカーのおもしろさを知ることができた。日本国民が必死で応援し、柴崎岳選手のスーパーゴールで同点になった時、改めてサッカーの醍醐味を実感することができた。

　津軽のシニアブロガーは、今回の柴崎岳選手の大活躍がことのほか嬉しい。柴崎岳選手、君は、青森県の誇りだ。

　今後とも、世界の大舞台の上で、存分に大活躍してほしい。

　柴崎岳選手、頑張れ!!　そして、ありがとう、柴崎岳選手!!



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