Jazzと私

本人曰くタモリはテロリスト 

2015年01月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

NHKの元旦の番組で、タモリが出演していた。
赤塚不二夫とのラッキーな出会い。
時代を席巻した「シェー」はどんな意味?という司会者の質問にタモリの本音が見えた。
「意味を持たない言葉でそれまでのすべての日本の言葉文化の権威を自分達は壊したかった」
その後の30余年を見ればいかに自らが言うそのテロ行為が、痛快に大成功したかよくわかる。
音楽界も当時のフォークゲリラという風潮に乗って登場した若者達が今日の勝ち組として名をつらねている。
戦後のベビーブーマー達の巨大マーケットは意味を持たないちゃらけた極少数の扇動者によって無能化されダイナミックに動いた。メディアへの殴り込みにさえ拍手喝采の人々はたくさんいた。国宝にしょんべんをかける人種がかっこよいという世の中ではいかにまともな文化人は無力だっただろうか?
一億総白痴状態は、あざとい政治家と経済にもメディアにも共通利益をもたらし、時代は平成に突入した。
不真面目なおちゃらけはメディアという増幅装置で無限大に拡散され文化的無意味な状況が覚せい剤的に心地よいとされた。
NHKが作ったこの番組の結論は?
これからの世の中でやるべき大切なこととは?
文化の修復をテロリストに任せても所詮無理ダヨネという逆の意味でタモリの人選はよい番組だった。



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