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のびたの日記

南極物語の高倉健さんと樺太犬 

2014年11月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



高倉健さんを追悼する番組がテレビ・ラジオで相次ぐ ブログでも多くお眼にかかる
永い間 多くの方に愛されていた 日本人の男を感じるスターだった証でもあろう
南極物語を放映していたので見た あのタローとジローの生存は今でも心に残っている
 
犬ぞりを使って 南極の観測に当たるため 過酷な条件に耐えうる樺太犬の供用を募集した
それぞれ家庭などで飼われている愛犬を 科学の為に快く応えてくれたものである
ペンギンやあざらしのいる南極 実際には極冠の地であり 観測も大変だったろう
 

 
第一次観測隊の任務終了と 第2次の為の補給に 輸送船宗谷が南極に向かった
私達はニュースでも覚えているように 砕氷船では無いので 目的地に着く前に氷の中に閉じ込められた
氷の海の遭難のようなものであり危ぶまれ アメリカの砕氷船に救難を求めた
 
何とか日本の観測基地へ着くことが出来たが また 氷の海を脱出しなければならない
緊急事態のように人身のみを船に載せ 樺太犬15頭は鎖に繋がれたまま 現地に取り残された
何とかこの犬たちも救ってほしい しかし事態は窮迫している 慙愧の想いが画面から伝わる
 

 
ここからが高倉健さんの 苦悩の中にある男を描く最適の演技である
やり切れない哀しみと犬たちへの愛と悔恨の表情が観るものの胸を打つ
日本に帰っても この苦しみからは解放されない
 
犬たちは かろうじて鎖からは脱出できたが 食べる餌も無く 人間の匂いを求めてさまよう
中には衰弱して倒れて行く あざらしとの戦いでいのちを落とす 氷のクラックに飲まれてしまう
さながら現地に残って 撮影しているように 厳しい条件の中で犬たちの演技?にも心打たれる
 
鎖につないだまま帰ってしまったこと なぜ自分たちだけが助かって 犬は連れてこれなかったのか
苦悩の連日であり 悔恨の日々である
勿論 樺太犬を強要してくれた家族からも 哀しみの怒りが押し寄せる
 

 
彼の演じる観測員 北大の教授も辞職した
そして せめてもの生きて居て欲しいの願いも僅かに持ちながら それぞれの家族に謝罪の旅に出る
私達の犬を返して〜 絶叫が聴こえる 泣き声のなかで ひたすら耐え心で詫びる姿
 
この演技は 高倉健さんをおいて他にない
あの言葉にならない表情や姿 観ていても 引き込まれ胸が痛くなる
次の観測隊で苦悩の心で南極基地へ着いた そして 哀しい犬たちの鎖を見て哀しむ
 
だが 2頭の犬が過酷な歳月を生き残って居た あのタローとジロー
感動のシーンだが残る13頭は 人間に見捨てられて死んでいったのだ
人のいのち 犬たちの いのち 究極の選択であった それでも いのち を思う
 

 
南極観測船宗谷は 現在 お台場の船の科学館に 当時の船内のまま係留されている
数々のドラマが この船内であった 自然の脅威を超えて 科学は永遠に続く
いつしか忘れられていき 新しい文明の進歩が 乗り越えていくだろう
 
   最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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