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高橋大輔選手・「乙女心」 

2014年06月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

津軽のシニアブロガーは、文章を書くのが好きだ。

 そして、川柳、俳句、短歌、五行歌、十行歌を詠むのも楽しい。これらを作る私なりの基本は、五音からなる言葉と七音からなる言葉で綴るということだ。

 五音と七音からなる言葉は、いろいろ吟味される結果として、綺麗な日本語、美しい日本語であることが多い。それと同時に、五七五、五七五七七は、音のリズムがいい。

 五七五、五七五七七の音のリズムを刻みながら定型詩を作るとき、テーマは幅広くなる。最近は、フィギュアスケートの高橋大輔選手が絡む事柄に題材を求めることもある。

 こうした五音と七音からなる私の歌に、ありがたいことにコメントを頂戴することがある。その中にお褒めの言葉があると、実に嬉しい。人間は、自分で作ったものに、何らかの反応を受けると嬉しいものである。

 最近、高橋大輔選手の活躍をめぐる時事川柳に対し、コメントの意味合いで返歌を詠んで下さる方がいる。返歌とは、 人から贈られたり、言いかけられたりした歌に対する返答の歌、つまり返し歌を指す。

 昔、高校時代に古文で習った時の記憶をたどれば、返歌の典型は、恋の歌である。貴族の公達(きんだち)が思いを寄せる姫にアイラブユーと和歌を詠む。すると、姫は、返歌を詠んで思いを返すわけだ。雅びなること、このうえない。

 こういうのであれば、大したものだとなるが、残念ながらというか、当然というか、こんなんじゃない。私が詠んだ川柳に対し、コメント代わりに川柳で返歌があるという形だ。

 でも、返歌を詠んで下さるのは、女性だ。しかも、若い美人である。となれば、シニアブロガーにしては、大したものだとなるではないか。自画自賛というやつだが。


 わさおの時事川柳・五行歌として、投稿したものを取り上げ、話を進めていくことにする。

 4月21日、高橋大輔選手は、保留している進退について、「1年ぐらいかけて考える。試合にはたぶん出ないと思います」と1年間は休養する考えを口にした旨の配信ニュースが流れた。

 そうか。今までの頑張りによって、かなり疲れも溜まっていることだろう。本当にご苦労様。


高橋大輔選手・「ええやんか」 5月7日投稿

ええやんか ゆっくり休めば 大輔君 

大ちゃんに 感謝しきりの ゆづる君 

ソチ五輪 決して逃げず 四回転 

けが押して フィギュア挑みし 高橋君 



これに対し、yoitomakeさんが返歌をして下さった。

 休みよし 膝さえ治りゃ 負け知らず

 そうなんだよね。2010年バンクーバー五輪前の怪我さえなければ、金メダル。2014年ソチ五輪直前の怪我さえなければ、金メダル。勝負にタラレバはないことを百も承知のうえで、それでも、そう思ってしまう。


高橋大輔選手は、オリンピックの申し子である。彼の世界一美しいフィギュアスケートは、オリンピックへのあくなき挑戦の賜物だ。


高橋大輔選手・「バンクーバー」 5月10日投稿

夢与え 楽しみ与えし ソチ五輪

日の本の 初メダル獲りし バンクーバー

三五輪 フィギュアの歴史 君作る

諦めぬ 心の大事さ 示す君


これに対しても、yoitomakeさんが返歌をして下さった。

 衣裳見て メダル確信 美輪明宏

 美輪明宏は、「ヨイトマケの唄」で2012年大晦日の紅白歌合戦に出た。御年、77歳での紅白歌合戦初出場であり、これは、史上最年長で、デビュー60年での初出場も史上最長記録である。

 この時の美輪明宏は、格好良かった。黒づくめだ。いつもの女装とは違って、男装である。妙な表現だが、男装の麗人・美輪明宏である。美輪明宏は、女装よりは、男装の方が圧倒的にいい。圧倒的にオーラがある。前々から思っているのだが、美輪明宏は、なぜいつも女装なのだろう。

 美輪明宏が歌った2012年紅白歌合戦の「ヨイトマケの唄」は、素晴らしかった。この時の紅白歌合戦で一番の評価を受けたのも当然である。

 その美輪明宏が、2010年バンクーバー五輪の際、高橋大輔選手の衣裳を見てメダルを確信したのだという。日本男子初の銅メダルを獲得して観せた高橋選手は大したものだが、予言した美輪明宏も大したものだ。

 そして、このエピソードを用いて返歌をして下さったyoitomakeさんも、大したものである。

 yoitomakeさんは、ありがたいことに、私が書く高橋大輔選手関連のブログ記事に前からコメントをして下さる。で、なぜyoitomakeさんというお名前なのだろうと思ってきた。それが今回の返歌で分かった。

 私が一番好きなドラマは刑事ドラマ「相棒」だが、「相棒」の各ドラマにおける筋立ての中で、杉下右京が使うセリフがある。「これで繋がった」だ。謎解きをしていって、各パーツが繋がる瞬間に、杉下右京が使うセリフである。

 なぜyoitomakeさんというお名前なのだろうという謎は、今回の返歌にある「美輪明宏」で繋がったのだ。yoitomakeさんのyoitomakeは、「ヨイトマケの唄」のヨイトマケである。

 しかし、そこまでは分かったが、それじゃ、なぜヨイトマケなのか。なぜyoitomakeのアルファベットの表記なのか。そこまでは分からない。謎は残ったままである。

 それにしても、ネット上では、高橋大輔コールが凄まじい。世の中には、高橋大輔なしには夜も日も明けぬおなごたちがあまりにも多い。そして、それを取り巻くおとこたち。まあ、こうした平和が一番だと言えば、一番なんだけどね。


高橋大輔選手・「おなごたち」 5月11日投稿

あまりやな 大ちゃん命 叫ぶ声

大丈夫? 熱気背負いし 大の君

世のおなご 寝ても覚めても 大思う

 せやけどな 本命出でぬ なんでやの


 これに対するyoitomakeさんの返歌がジャストフィットである。

 大ちゃんと 気安く呼べない おなごです

 高橋大輔選手を思う乙女心がいじらしい。津軽のシニアブロガーは、男だから、女心も、乙女心も、よく分からない。男だからしょうがない。でも、乙女心がいじらしい、ぐらいは分かる。

しかし、ここで、また一つの謎が浮かんでくる。

 これまで、yoitomakeさんは、私のブログ記事に対し、コメントして下さっている。

 1月18日、「よかったね、高橋大輔選手!!メリークリスマス!!」と題するブログ記事に対し、yoitomakeさん曰く。

 貴方さまの文章に唸りました。ありがとうございます。

 わたくしめも高橋くんは金メダルを獲ると確信しております。「彼が獲らずして誰が獲る?」でございます。

 4月18日、「高橋大輔選手の大ファンのyoitomakeさんへ」と題するブログ記事に対し、yoitomakeさん曰く。

 わたくしあての記事を書いていただいたうえ、お礼までいただくなんて、ごもったいない。 感謝感激でございます。

 わたくしめを「高橋大輔選手と同級生くらいのお歳の若い女性で、綺麗な人だ」と断言していただき、恐縮しております。 真実を知ることは必ずしもよいことではないので、それについてはよしなに。

 わたくしめはこれからも高橋くんの大ファンでございます。彼がどのような決断を下そうと、それを支持いたします。

 二つのブログ記事に対するコメントで、yoitomakeさんは、いずれも、高橋大輔選手を「高橋くん」と呼んでいる。なのに、5月11日投稿の高橋大輔選手・「おなごたち」の時事川柳に対し、「大ちゃんと 気安く呼べない おなごです」と返歌しているのだ。

 一方で「高橋くん」と呼び、片方では「大ちゃんと 気安く呼べない おなごです」とは、なぜ?

 yoitomakeさんに関するいくつかの謎については、我が「相棒」の杉下右京に頼んで、解明してもらうことにしよう。

 
 高橋大輔選手のおかげで、ブログ記事を書き、五七五、五七五七七も詠める。それを世の中の多くの方々に読んでもらい、コメントを頂戴することもある。そして、返歌まで詠んで下さることもあるのだ。時には、謎解きの楽しみまでもある。

 インターネットの大海は、大らかで、楽しい。

 人生日々挑戦。青春は、一生である。




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