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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

冒険は老年のためのもの 

2014年05月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


























おとなしく夜の世界へ行くな、老年は、終わろうとする日に向かって燃えあがり、
わめくべきだ。怒れ、怒れ、消えかけた光に。ディラン・トマス
 
まだ浅間山には雪が残っているが夏鳥がやってきた。先日の朝、近くの高い木の上で鳴く美しい声を聴いた。口笛でその鳴き声を真似てみたら、それに反応して一段と声高らかに鳴きかえしてくる。そのやり取りを数回繰り返していると、鳥は少しずつ移動して近づいてくる。私はじっと動かずに口笛を繰り返していたが、やがてすぐ近くの枝にとまったその小鳥を確認できた。胸が鮮やかな黄色をしたキビタキがジャンプすると届きそうな近くにいる。そして、なんと私の足元に降りてきた。ほんの数秒間の出来事だったが、このうれしい瞬間は忘れられない経験になった。森の中で生きる者の特権かもしれない、このような出来事は心にも体にも活力を与えてくれる。
 
すっかり緑になった牧草地にタンポポが気持ちよさそうに踊っている。透きとおった青い空には奇妙な形をした雲が泳いでいる。今日は、噂の「けんちゃん食堂」でラーメンを食べたが、なるほど、アツアツのスープにたっぷりの麺、小辛を注文したにもかかわらずピリピリと舌を刺激し、額からはたらたらと汗が落ちる。ここにきてあまりラーメンを食べないがこれは合格がつけられる。
「けんちゃんはどの人?」お代を支払うとき若い女性店員に声をかけてみたが、この店をはじめたと思われる「けんちゃん」はもういないらしく、「わたしもけんちゃんなので、会ってみたかった」と話し、店を出た。代金850円を払った後、ラーメン50円の時代をちょっと思い出した。内容が違うのでそのまま比較はできないにしても17倍だ。
こんなことを言うのは老人に違いないが、ある本を読んでいると、近年、老年がやたらと用心深くなりすぎているという。寝てなきゃいけないとか、遠くまで歩けないというのは別だけれど、むしろ、若者が用心深くなって、老人は冒険をしろという。
老年というのは、たとえばたそがれの薄明かりの中にいる、というふうに思うのは間違いであって、老年にはやはり、燦燦たる夕焼けがある。それは烈日の太陽ではないけれども空一面を輝かせる、明るい美しい世界がある。もう昼間の熱さはないかもしれないけれど、それはそれで感動がある。・・という著者は80をとうに超えている人だ。
 
北軽井沢マラソンが復活し、来月第27回のマラソン大会が開催されるという話を聞いた。
「復活!さわやかマラソン 浅間高原の風になろう」というタイトルが気に入った。
来週の休日に走ってみて、完走できそうなら6.5kmにエントリーしてみよう。
冒険は老年のためのもの、私も「爽やかな風」、走る人たちの仲間に入ってみたくなった。
 
 

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