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覚えることをやめ、記憶をコントロールする 

2019年08月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し













「老いと記憶」という本で今日のタイトルについて興味あることが記されている。
 
覚えることをやめるという話をすると、「それは老いに負けたような気がする。記憶力の衰えを何とかしたい」と言う人も多くいるが、年を取ると皮膚に皺が刻まれていくように、記憶力は悪くなっていく。
人の発達に関わる心理学領域の大家であるパステル博士は、人生の満足度を維持するためのライフマネジメントにおいて、選択(Selection)・最適化(Optimization)・補償(Compensation)の重要性を指摘している。頭文字をとってSOC理論と呼ぶ。
パステル博士はこの理論をわかりやすく説明するため、晩年になっても年齢による衰えを感じさせない演奏を行ったピアニスト、ルービンシュタインのインタビューを取り上げている。彼はピアノ演奏における年齢の影響を次の三つの方法によってマネジメントしていた。
1、     演奏のレパートリーを絞り(選択)
2、     それをこれまでより集中的に練習し(最適化)
3、     これまでよりも速い手の動きが求められる部分の前の演奏の速さを遅くすることで演奏にコントラストを生み出し、速い動きが求められる部分でのスピードの印象を高める(補償)
SOC理論は、年齢による衰えに逆らうのではなく、それを受け入れてどう対応するかを考える大きなヒントを与えてくれる。そして記憶の衰えをマネジメントするうえでも、SOC理論を当てはめることができる。
 
1、     覚えておく必要のある重要なことは記憶するのではなく(選択)
2、     メモや手帳などの記憶補助ツールによって正確に記録し(最適化)
3、     記憶力の低下を補い、物忘れに対処する(補償)
 
さらに言うと、記憶に頼らず記憶補助ツールを使用することができれば、場合によっては今まで以上にたくさんの情報を扱うことも可能になる。
 
この記憶補助ツールの代表は、様々な機能を内蔵しているスマートフォンだ。
スマートフォンを使いこなすことが年齢による記憶力の衰えをカバーしてくれることは明白である。
 
今日は秋空の下二人の孫たちと夏休み最後のキャンプファイヤーを準備した。
 






 

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