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「おバカさんと球界一の若獅子」 

2013年10月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

今を時めく田中将大投手、24歳。去る9月26日に初のパリーグ優勝を成し遂げた東北楽天ゴールデンイーグルスの絶対的エースだ。獅子奮迅の若武者ぶりが男らしい。例えるならば、日本プロ野球界一の若獅子だ。

 対する田中将大投手の夫人は、里田まいさん、29歳。「おバカさんタレント」の第一人者だ。

 この両者の取り合わせを思い浮かべる度に、人生の妙を感じてしまう。

 里田まいさんの天然ボケぶりを思い出すと、この人は、「おバカさん」をわざとやっているのか、それとも、本当に「おバカさん」なのか、考え込んでしまうのだ。

 よくよく観察してみると、「おバカさん」をわざとやっているようには見えない。「おバカさん」を本気にというか、真面目にというか、やっていて、わざとらしさはない。

 したがって、どうも本物の「おバカさん」だ、と言いかけて、待てよ、ブレーキがかかる。

 ネットで検索したら、彼女のブログが「里田まいの里田米」ということが分かった。
 里田まいの里田米とは、なんだろう。里田まいにひっかけて、里田米というお米の宣伝でもしているのか。

 里田米とは、新潟県佐渡市の「朱鷺と暮らす郷」が作っている米であり、里田まいさんがその米を好きになったことがきっかけで、佐渡市の「朱鷺と暮らす親善大使」という観光大使に任命されているそうだ。

 里田まいさんは、毎年、「佐渡トキの田んぼを守る会」のメンバーと共に「里田米」作りに取り組んでいる。自らが水田に入って田植えから稲刈りまでをやり、大切に育て上げた「里田米」は、農薬の使用を8割まで減らした減農薬のコシヒカリだそうだ。

 それは、生き物を育む農法の実践であり、生物多様性を守る米作りは、トキを守り、環境を守るというがキャッチフレーズだ。

 佐渡の里山の田、つまり里田で里田まいさんが作る米、だから「里田米」。上手くできている。
 もっとも、佐渡の田、さとだ、里田の米、で「里田米」かも知れない。
 いずれにしても、佐渡のさどに、さとの里田まいさんが引き寄せられた。おそらく、そんなとこだろう。人のえにしなんて、そんなものだ。

 「里田米」は、世に言う環境保護実践米ということになる。「里田米」作りに一生懸命取り組む里田まいさんの行動は、とても「おバカさん」のなせる業ではない。

 それにしても、里田まいさんには、米作りがよく似合うことだろう。

 それは、里田まいさんは、高校を卒業してタレントデビュー後、売れない数年間、北海道にある田中義剛さん経営の花畑牧場で、半農半漁ならぬ半農業・酪農半タレントをしていたことがあるからだ。

 花畑牧場で農業・酪農に従事しながら、合間にというか、暇なときに、タレント活動をしていたのだから、彼女の農業技術は、筋金入りだ。

 こんなことも、とても「おバカさん」のなせる業ではない

 となれば、里田まいさんは、「おバカさん」であって、「おバカさん」でない。これは、矛盾というものだ。で、ウーンと唸って、またまた考え込んでしまうのだ。

 
 日本プロ野球界一の若獅子、田中将大投手は、開幕21連勝で、1957年に西鉄ライオンズ(現西武ライオンズ)の稲尾和久投手がマークした同一シーズン最多連勝記録を56年ぶりに塗り替えた。
 シーズンを跨いでは、開幕17連勝の時点で、昨季からは21連勝となり、最多連勝記録を塗り替えている。
 
 「鉄腕」と呼ばれた稲尾和久投手は、「神様、仏様、稲尾様」という有名なフレーズを生んだほどの大鉄腕投手で、伝説の人だ。
 野村克也監督時代に同監督から「神の子」と呼ばれた田中将大投手は、「神様、仏様、稲尾様」を越え、新たな伝説を作ったことになる。

 田中将大投手は、開幕23連勝、昨季からは27連勝と記録を伸ばしているが、これらは、メジャーリーグの記録を上回るもので、世界記録でもある。
 
 いずれ、近いうちに、田中将大投手は、太平洋を渡り、メジャーリーグ入りする。

 2012年には、日本ハムのダルビッシュ有投手がメジャーリーグのレンジャーズに移籍した。
 その時に、日本ハムに支払われる移籍金は約40億円で、ダルビッシュ有投手への年俸は6年契約で総額が約46億円だという。合計金額は、約86億円だ。
ダルビッシュ有投手への年俸の契約総額は、かつて松坂大輔投手がレッドソックス入りした時の契約総額を上回ったという。

 この流れからいくと、田中将大投手がメジャーリーグ入りするときのマネー総額は、ダルビッシュ有投手の例を上回って、90億円を越え、100億円に迫るだろう。

 投手としての連勝記録において、日本記録保持者であり、同時に世界記録保持者でもある田中将大投手に対する待遇として、当然といえば当然である。

 が、とてつもなく、すごいことである。

 
 日本プロ野球界一の若獅子、田中将大投手をここまで成長させた最大の功労者は誰か。

 これには、さまざま議論があり得るだろう。


 「私よ!」 間髪を容れぬ声が響く。

 ウーン、やはり、里田まいさんは、「おバカさん」であって、「おバカさん」でない。



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里田まいさん

トパーズさん

マリリン・モンローは、映画ではお馬鹿さんの役が
多かったですが、そのフリをしていたのは有名ですね。
里田まいさんも、天然ではあっても、本当は
頭がいいのかも????です。

2013/10/04 13:30:06

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