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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

地球で何が起きているのか? 

2013年09月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 このところ気温も下がり、秋本番の爽やかな天気となって来ました。
しかし、この夏の猛暑や豪雨、竜巻などを経験すると
地球に何か不吉な異変が起きているのではないかと、
また、人知では対応できない激しい災害が発生するのではないかと
心配してしまいます。
 
私たちは今年6月(2013年)移住先のオーストラリアから引き揚げて来て
この天候の厳しさ激しさに、正直とても驚きました。
オーストラリアでも近年豪雨と干ばつが大きな被害をもたらしていますが
今年の日本ほど集中的に災害が発生した訳ではないと思います。
 
 気象庁は今年夏の日本の極端な天候について
次のようにまとめ、発表ました。
<気 温>
① 夏平均気温:西日本+1.2℃(統計開始=1946年以降第1位)
東日本+1.1℃(同第3位タイ)、沖縄・奄美+0.7℃(同第2位タイ)
② 日最高気温の記録更新:高知県四万十市江川崎(8月12日、41.0℃)
③ 143地点で日最高気温の記録を更新(タイ記録を含む)
<大 雨>
④ 日本海側を中心とした多雨:
東北地方の7月の降水量平年比182%(統計開始以降第1位)、
北陸地方の夏の降水量平年比151%(同第4位)、
山口県、島根県、秋田県、岩手県の一部地域では、
過去に経験したことのない豪雨に見舞われた。
<少 雨>
⑤ 東・西日本太平洋側と沖縄・奄美の一部地域の少雨:
九州南部・奄美地方の7月の降水量平年比11%(統計開始以降第1位)、東海地方の夏の降水量平年比64%(同第3位)
 
 ここでは触れていませんが、各地で発生した竜巻も今夏は特に多く、
被害も大きかったことは記憶に新しいですね。
 
 気象庁はこの特異な気象について、高気圧の配置や偏西風の蛇行、
それに海水温の変化など直接的な要因を指摘し、
その根本の原因は二酸化炭素などの排出による地球温暖化であろうと
指摘しています。
 
 折しも、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は9月27日、
「地球温暖化は人間活動が主な原因である可能性が極めて高く、
それが異常気象や氷雪の融解など地球上に
様々な異変をもたらしている」とする報告書を発表しました。
今世紀末には世界の平均気温は最大4.8度上昇し、
海面の水位は最大82センチ高くなると予測しています。
 
 さすがに最近では地球温暖化や気候変動の原因に異を唱える
人は少なくなってはいますが、それでも企業の利潤追求や
政権維持・獲得の論理で
自己に都合のよい主張を展開する人もまだまだいます。
 
 そんなことをしている間に、地球と人類の耐負荷能力が限界に達し
自然災害ばかりでなく、生物の破滅という恐ろしい局面が
突然やって来ることも全く否定はできないと、私は心配します。
その時になってからでは、もう遅過ぎるのです。

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