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かっぱの 寝言
かっぱ忌
2013年07月24日
テーマ:テーマ無し
七月二十四日は「かっぱ」にとっては特別な日である
芥川龍之介の忌日『かっぱ忌』である
昔々のことです。高一の担任の先生に『河童』を読みなさ
いと云われて読んだのが芥川龍之介を知った初めでした。
それから『或阿呆の一生』『羅生門』『藪の中』
『鼻』等々むさぼり読みました。
『河童』の初めから少し進んだあたり・・・
「これは或精神病院の患者、――第二十三号が
誰にでもしやべる話である。」・・・・
、
「――僕が河童と云ふものを見たのは
実にこの時が始めてだつたのです。
僕の後ろにある岩の上には画にある通りの
河童が一匹、片手は白樺の幹を抱へ、
片手は目の上にかざしたなり、
珍らしさうに僕を見おろしてゐました。」・・・
の部分が今でも頭の片隅に記憶されています。
その河童の生みの親が自殺した日です。
私「かっぱ」にとっては特別の日です
青春に帰れる一日にしたいです。
その頃は太宰治『人間失格』や
倉田百三のについても
生意気にも、ああでもないとか
江南ではないかと降格泡を飛ばして
論じていた思い出があります
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