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心 どまり

人生の旅人! 

2013年02月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:言霊・メッセージ

層雲峡の廃校跡を再活用し、昨年5月に開館した
「層雲峡・大雪山写真ミュージアム」

館長に就任された山岳写真家・市根井孝悦さんのインタビュー記事が北海道新聞・ヒューマンに掲載され、心に留まりましたので、抜粋してupします。

市根井孝悦さんは、大雪山系の四季が織りなす自然美を50年以上にわたり撮り続けてきた函館出身の日本山岳写真界を代表する写真家です。
ミュージアムには、御自身の作品約200点が大型パネルで展示してあり、自然豊かな大雪山系の魅力を発信する拠点になっています。

「大雪山系の山々は、まるで自分が包み込まれる様な安心感が有ります。道内外の山もいろいろ登りましたが、大雪山系ほど癒される山はありません。
高校時代から、50年以上も登っている事になりますが、飽きませんね。
一週間近く吹雪の山中でキャンプをしたり、クマと遭遇して命からがら逃げてきたりした経験もありますが、今考えればよく無事に帰って来たものだと思います。」

数多くの作品を残し、今なお情熱が衰える事のない市根井さん。
自身の作品は「まだまだ道半ば」と考えていると言う。

「60代を過ぎて、古典文学に興味を持った事がきっかけです。
古典は高校時代に習った程度の知識しかありませんが、大雪山系の自然を見ていると、なぜか万葉集や枕草子といった古典の一節が頭をよぎるようになった。
不思議なもので、古典文学の描く情景と自然風景を重ね合わせて見ると、これまでとは違った風景に見えるようになった。
これまでの私の写真は、美しい風景を撮ってきた。
けれども、これからは自分が抱いた感情を込めた作品を撮りたいと思っています。
自然と接して自分が感じた”ときめき”をどう作品として表現していくか、これが70代の私のテーマです。」

同じ風景を見ていても、歳を重ねる毎に見えて来るものが有り、山は自分の心を映す鏡である。
                   市根井孝悦

「人は生まれた時から、人生を旅する旅人である。」
と最後に結んでいます。

私も、旅の終着点に向かって自分を高めながら、焦らず急がず一歩一歩歩いて行こうと思います。



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羨ましいデス!

良香さん

真樹さん 今晩は!

市根井さんにお逢いに成られたのですか?
まあ〜!羨ましいデス!

テレビで拝見した御様子では、とても温和で物静かな方のようですね!
機会が有りましたら、ぜひミュージアムに行ってみたいと思っております。

コメント・拍手をありがとうございました。

2013/02/21 18:24:28

充分芸術的ですよ!

良香さん

みのりさん

充分芸術的ですよ!
『海辺の輝きと鳥の影』
コントラストが素敵でつい見入ってしまいました。

これからも増々の御活躍期待致しております。

コメント・拍手をありがとうございました。

2013/02/21 18:09:28

良香さんこんにちは

さん

 
 旭川の西武で展示会をなさった時、市根井さんにお会いしたことがあります。
 写真に人柄がにじみ出てました。

 アカゲラに拍手有難うございました。
 

2013/02/21 11:58:19

写真の美しさ〜♪

みのりさん

良香さん

おはようございます。

写真はたしかに年を重ねると
見えてくるものがありますよね〜〜♪

私も芸術的な写真にこれからも
挑戦しますね〜〜♪

2013/02/20 11:08:34

『オンコ』初めて知りました。

良香さん

potoraさん

今晩は!
早く春になって、カエルさんも冬眠から覚めミニバイクで飛び回れるといいですね!
通院治療は大変でしょうけれど頑張って!
北海道の素敵なフォト待っています。

『おんこ』一位の呼び名初めて聞きました。

コメント・拍手をありがとうございました。

2013/02/19 18:55:16

山男の人生!

良香さん

ハンチングさん いや 北陸の健さん

こんばんは!
記事を読んだ時、咄嗟に健さんの事が脳裏を横切りましたよ!
剱岳に惚れ込んだ山男の人生を垣間見たような・・・。

『訳のわからないコメント・・・。』
トンデモナイ充分伝わって来ましたよ!

コメント・拍手をありがとうございました。

2013/02/19 18:17:37

いつもありがとうございます。

良香さん

単子葉さん こんにちは!

『私の旅路も終わりに近づいて・・・。』
などとおっしゃらないで!
単子葉さんの路は果てしなく続いていらっしゃいますよ!
おやりになりたい事が、沢山あるのでは・・・。

増々の御活躍期待致しております。

コメント・拍手をありがとうございました。

2013/02/19 17:19:17

こんにちは。

さん

長くもない人生…、生きてる内に楽しまないと。
焦らずに…楽しみながら人生を終わりたい。
人生と言う、終着点に向かって。
感銘しました。

2013/02/19 14:16:24

訂正とお詫び

さん

ありゃ
「すんましぇん」といれたつもりが
「すんましゃん」になっています。

これが本当の
すんましぇん!?

2013/02/19 08:41:01

剱岳と山岳写真

さん

良香さん
 おはようございます。

私は無名な一人の写真愛好家ですが
市根井さんの「大雪山系」に「剱岳」を入れ替えると私の想いとダブります。
ただ60を越えても「古典文学」には興味が湧きませんが・・トホホ
ボクは剱岳一途
まだ北の山には登ってなくて偉そうな事はいえませんが、剱岳にべた惚れなんです。

良香さんが最後に結んでる言葉
『一歩 一歩』
ボクの最もスキな言葉です。
山では一歩を大切にし、人生に於いても
一歩進んではニ歩バックまた一歩前進
でも僅かでも進んで行こうと・・
シニアになってもまだ人生の道をもがいています。
なんか訳のわからないコメントになってしまいました。
すんましゃん。。。

2013/02/19 08:34:18

人生の旅

さん

 おはようございます。ブログをアップなさったと知り、おじゃましてみました。

 北海道旅行は一度だけ。日航機YS11のプロペラ機の頃に行ったことがあります。一日目だったと思いますが大雪山を見て定山渓温泉に宿泊しました。

 市根井さんが「古典文学を復習して活眼した」との言葉は千金の重みがありますね。人生は旅だなどど誰しもがいいますが、真の旅の意味を知る人は少ないと思います。

 藤村も詩作ができなくて苦しんでいるとき、「奥の細道」を勉強しなおしたら、すらすらと詩句が流露するようになり、『若菜集』が誕生したそうです。

 その観点からしても、市根井さんのご説は納得できますね。   

 話は変わりますが、新渡戸稲造の著書『武士道』の末尾に次の詩があります。

  いずくより知らねど近き香気に
  感謝の心を旅人はいだき
  歩みを停め、帽を脱りて
  空よりの祝福を受ける
       (あるクエーカー詩人の作)

 人生の旅に共通するところがあるように想われます。

 私の旅路も終りに近づいてきました。 

2013/02/19 05:51:17

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