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尺八と横笛吹きの独り言

新青柳の特訓・・・・ 

2012年11月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●今日の師範先生からのお稽古は試験曲の「新青柳」をやっていただいた。 
古曲の大曲で奥伝曲でもある。

 前回は倍徐であることをあまり意識していなかったが、今回は意識して、そのように指導していただいた。譜面通りではない。赤丸の部分はこの曲独特の味わいがある部分でここを意識しないといけない。緑の○の部分も意識した吹き方を教えていただいた。八分休符の点も緑の○だ。ここも意識して拍子をとらないといけない。
 最初に吹いたときより、ずいぶんゆっくりめだ。再認識。
古曲は合奏しているかどうかが、重要な観点のように感ずる。
 本日は師範からこの「弾き初め」箇所と4ページの手事を録音させていただいた。
            
 
●これが試験曲。古曲「新青柳」と本曲「慷月調」の2曲だ。
相棒と二人で特訓でした。まずは私だけの「新阿青柳」(相棒さんは古曲は合格しています)。もうまるでダメ。ここでいろいろ指導を受けました。急にこの曲が決まりましたので、練習不足。
●次は「慷月調」を順番に吹きます。
礼をして、師範先生と相棒の前で吹きます。では・・・・礼・・・・演奏・・・・終わり・・・・礼
細かな指導が入ります。
音の違い・大きさ・膨らみ具合・ここが良い・ここが良くない・・・・などなど。 
 今日の練習は濃かったです。試験曲そのものの練習ですからねえ・・・・
明日の集会所の練習。月曜日には再度師匠に指導をお願いして練習する。やるだけはやろう。なんとなく40点段階。あとは50?60点までいけば自信もつこう。これからじゃなあ・・・・

 
モーニングを食べながら、曲想について思いめぐらした。
●以前fueブログで調べたことのある古曲の新青柳だ・・・・今回の試験曲。
お役に立つときが来たなあ・・・・
吹いていてそのウンチクが少しでも役立てばいい。
http://blogs.yahoo.co.jp/shakuhachi_fue/47822479.html
●「源氏物語」の柏木と三の宮(女)との出会いを柳の老木の精が語る柏木と三の宮(女)との出会いをイメージして吹くことととしよう。
●遊行上人(一遍上人)が奥州行脚の時、柳の精が白髪の老翁姿で現れる。そこで念仏を唱えてやると、柳の精は成仏する。そして再度上人の前に現れ、念仏をしていただいたお礼を言う。さらに柳にちなむ話やら、猫が簾(すだれ)を巻き上げて、女性の顔が見えたことから、恋わずらいになった「源氏物語」の柏木の恋の話(写真下)へと次々と話題を広げてゆき、念仏への報謝の舞などを舞う。僧が夜明けの風に目覚めると、そこには朽木の柳が立っているだけした・・・
●「源氏物語」の柏木と三の宮(女)との出会いを柳の老木の精が語るくだりがいとおもしろい。
 柏木は以前から三の宮に恋こがれていた。忘れようとしても忘れられない。
ある日、蹴鞠(けまり・しゅうぎく)の音が周囲に「こだま」する宮人の華麗な蹴鞠絵の情景。
 飼っていた猫の虎が外に逃げ出した。そのときに簾の長い引き綱を引っ張ってしまった。そときに、外にいた柏木は思い焦がれていた三の宮の顔を見てしまった。
 それからというものは、さらに柏木は長い長い恋の患(わずら)いになったのでした。
ちょいとほのかな気持になるお話。蹴鞠の優雅な音と宮人の高貴な女官の笑いが聞こえる。古木な柳の精の老人が出でてこれを語るらしい。

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