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尺八と横笛吹きの独り言

ただいま、薄櫻記の千春(柴本幸)にゾッコン惚れてしまったです・・・・の巻 

2012年11月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●薄櫻記(はくおうき) 原作 五味康裕(ごみやすすけ)
つい最近、ふとチャンネルをNHKに回すと、NHK時代劇「薄櫻記」をやっていまして、ちょっくら見ていましたら・・・・だんだんはまり込んで見入ってしまいました。
これで3〜4週分みたことになる。 

ウーンおもしろいねえ・・・・主人公の山本耕史(こうじ)の好演もさることながら、離婚することになる女房の千春(柴本幸)の涙と、夫を思いやるひたむきな愛がいい。
 この柴本幸さんという俳優さんと原作者の五味康裕とはどういう方なのかしら?
今晩はそれにズーム・・・・イ・・・・ンだ。
            
 
●これが柴本幸(ゆき)ちゃんだ。
この幸さんの涙がいい。けなげに夫を慕う。夫の留守中に不意に手込めにされた妻の千春は悶々と悩む。急に押し黙る嫁、姑は嫁の変化に何かを感ずる。しかしことのすべてを知った夫。そしてとうとう夫に事実を打ち明ける妻千春。自害を考える千春。お家の一大事。しかしこのときに夫は不義密通の風評中の妻の深い悩みに愛する妻・千春を守るのだ。嫁の家は名門上杉謙信公の血筋。嫁の実家の安泰を自分を犠牲にしてまでも常に考える丹下、そして斬り合いで片腕を落としてまでもお家の安泰を考える。相当な剣の使い手である丹下が腕を落としたのには深い意味があった。刃を向ければお家断絶、かれは刀を抜かないで腕を落とした。妻を守るために。お家を守るために。
最後は離縁に持っていき一人で去っていく。「早くいい人を見つけなさい」
離縁しても夫のやさしに涙する妻千春。泣けるなあ・・・・
 千春がけなげに涙ながらに演じている姿がいい。夫の丹下も必死に妻の不義密通の風評を取り払い、一人で去っていくのだ。
 離婚した後も妻千春は、夫を慕い続ける。年に一回の墓参りしか夫には逢えない。
妻・千春「どうか、私の夢の中に出ないで欲しい」
夫・丹下「私の夢にも出ないで欲しい」
千春は涙する。泣けるなあ・・・・(そんな風に思われてみたい・・・・のだ・野田・・・・そうか野田・・・・)
(誠実な野田さん。よくやったね・・・・君はえらい。あそこまでよく一人で我慢した。
君は立派なドジョウだよ・・・・誰か褒めてあげなよ。ニュースはけなしてばかりじゃない)
毎回ハラハラドキドキでテレビに釘着けだったです。
留守中に手込めにされた、妻は当然離婚になるのだろう。これが上部に知れれば名門の妻の実家「上杉」も丹下もお家はつぶされる。親戚中がその事実を知っているのだが口には出さない、丹下の行動を見守るのだ。
●大坂勤番中の丹下典膳(山本耕史)の元に妻・千春(柴本幸)が不義密通をはたらいたといううわさが届く。急きょ、江戸に戻った典膳は、千春から一部始終を聞く。典膳は、思い詰めて自害も辞さない千春を守るために、千春はキツネに襲われたと一芝居打つ。典膳の機転によって千春の汚名は晴らされるが、離縁を申し出た典膳は、逆上した千春の兄・龍之進(忍成修吾)に斬りつけられる。上杉家江戸家老の娘。典膳の元に嫁いだ後、幼馴染みの侍・三之丞に犯されてしまう。二度と結ばれない運命だが、自分のために全てを失った夫を生涯愛し、支え続けようと心に決める

●丹下典膳(山本耕史)は、上杉家家老・千坂兵部(草刈正雄)の屋敷にかくまわれ、左腕を切除される。しかも、今回の事件によって、丹下家は家禄の召し上げと断絶を言い渡される。さらに典膳は、家臣の不祥事を隠そうとする上杉家によって、口封じを約束させられ、離縁後もそばに付き添っていた最愛の千春(柴本幸)とも引き裂かれる。
●びっくりだ・・・・
柴本幸さんの両親が真野響子168cmと柴俊夫180cmだ。(叔母眞野あずさ174cmの姪でもある)へえ・・・・そうなんだ。びっくりだ。シラなんだ。

 
●これが主人公の丹下典膳(てんぜん)(山本)と女房の千春(柴本)
原作の五味康祐は、いうまでもなく剣を主題にした小説の第一人者ですが、産経新聞に連載されて大好評を博したその力作を、脚本家としても映画有数の伊藤大輔監督が二ヶ月の月日を費やして心血を注ぎ、香気ゆたかな一篇のロマンとして見事にシナリオに結実させました。


●左が浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)に仕官した堀部安兵衛(高橋)、典膳の女房千春(柴本)で、その横が堀部の敵方(吉良)に仕官した丹下典膳(山本)、片腕をなくした浪人の典膳の面倒をみた町の娘だ。
これから先、物語は赤穂浪士が吉良邸に押し入るとき。お互いに敵味方になって鉢合わせするのだろうか??
堀部安ベエって・・・・高田の馬場に叔父の敵討ちの助っ人にいって、バッタバッタと人を切った、あの安ベエだ。これが江戸では大評判になる。あらゆる仕官の話しが持ち上がる。
彼は数多(あまた)の誘いから浅野家に仕官することを選ぶ。そのことが後に吉良に仕官した丹下と敵味方になるとは・・・・
●薄櫻記の映画と文化的な評価から・・・・こんな文章もひろって転載してみました。
数多くのこの映画も上映されているんですねえ・・・・市川雷蔵や勝 新太郎でも演じられている。
今まで「薄桜記」が五味康祐の代表作という評価を聞いたことはなく、忠臣蔵と丹下左膳を組み合わせた際物だろうと思い読んでいなかった。しかし、映画を見て、もしかするとこれは五味康祐のある種の代表作なのではないかと思った。市川雷蔵の丹下典膳は、眠狂四郎と同種のニヒルな美剣士で、ぴったりのはまり役である。剣の腕前、理性、情愛の深さ、なにをとっても文句のつけようのない人物が、しかも相当の禄高の旗本であり、上杉藩家老の美貌の娘を妻としている。こうした人物が妻を離縁し、片腕を失い、浪々の身となり、やがて非業の死を遂げるという悲劇に陥ってゆく。これは日本浪漫派の後裔(こうえい)といわれる五味康祐の代表作ではないかと感じたのだ。

物語は有名な赤穂浪士の仇討が背景となっていますが、いわゆる義士外伝的なものとはおよそ感じのちがう、格調の高い運命と剣と悲恋の叙事詩ともいうべき時代劇です
。http://www.raizofan.net/link4/movie4/hakuoki.htm


 
●原作者の五味康裕氏だ。
この顔、よく見ましたね・・・・すでに故人ですが。
マージャンやオーディオマニアだったいうことがおもしろい。
●五味康祐(ごみ・やすすけ、1921−80)
剣豪小説で知られ、53年に『喪神』で芥川賞を受賞してる。オーディオにも造詣が深く、特にタンノイのスピーカーをこよなく愛したことでも有名だ。マージャンや手相にも詳しく、その分野の著作もある。しかし、五味は長く不遇な生活を送り、いまで言うホームレスも経験している。金になるものはなかなか書けず、LPレコードを聴くことで空腹をしのいだ日々もあった。そうした彼のつらい日々を救ったのが音楽だったのである。
●五味の剣豪小説
主人公の集団性、禁欲的な剣豪でなく、本能のままに生きる剣豪というとらえ方、そして日本浪曼派の影響の濃い、剣の達人の持つ精神性の表現と、格調高い文体で高く評価されている。

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