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太田知子の いきいき!健康長寿

遅咲きでも花は開く 

2012年09月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「遅咲きでも花は開く」、これは私が尊敬する人生の先輩、藤田ひろみさんが昨年3月に出版した写真集のタイトルです。
 
藤田さんは定年退職後、63歳で写真を撮り始め、その作品は多くの人に感動を与えています。
雪をかぶった六地蔵の写真は南仏のプロヴァンスに展示され、フランス人に絶賛されました。
農村歌舞伎の写真は伊、仏、独、露と回り、日本文化の普及に貢献しました。
 
また、非常に難しい能楽の写真を撮り続け、2007年には日本能楽写真コンテストで優秀賞に輝きました。
 
その藤田さんの作品展が今日まで、羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」展示室で開かれています。
昨日、ギャラリートークが開かれ、私は一番前の席に陣取って藤田さんのお話を聞き、写真を撮らせていただきました。
 
藤田さんの素晴らしさは、失敗してもくよくよせず、勉強家で何事にも前向きなこと。
たとえば、能楽の写真はストロボを使うことも、シャッター音をさせてもいけないので、非常に神経を使い、難しい撮影です。
失敗することも多いそうですが、決してがっかりせず、なぜ失敗したのかを分析し、次の撮影に活かすそうです。
 
藤田さんは現在、76歳。和服が良く似合うとってもチャーミングな女性です。
息子さんが中学生の時に一緒に英語を勉強し、高校生になってからはラジオの基礎英語を毎日通勤電車の中で聞き、英会話を独学でマスターしたという努力家でもあります。
 
昨日のギャラリートークで、「これからの夢は?」との質問に、「今は仕事が忙しいので行けませんが、80歳になったら引退して、自分の作品が展示されたイタリア、フランス、ドイツ、ロシアを回ること」と話されていました。
「80歳になったら海外を回る」、素晴らしい夢ですよね。
なぜ今でなくて、4年後かというと、藤田さんは現在、シルバーセンターの副会長をされていて、毎日とても忙しいのです。
 
「元気の秘訣は?」との質問には「食べ物をよく噛んで食べることです。子どもの頃、親から『50回噛みなさい』とうるさく言われて育ちました。今も毎食、よく噛んで食べています。それと、昼間よく動いているので寝つきが良く、睡眠をしっかりとっていることです」と答えた藤田さん。
一言一言がとても参考になるお話でした。
 
      藤田さんを囲んで
 
藤田さんを見ていると、年をとることが怖いどころか、楽しみになります。
自分の好きなことに打ち込むこと、人から必要とされること、よく噛んでよく動いてよく眠ること。
これらはまさに健康長寿の秘訣かもしれません。
 

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