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尺八と横笛吹きの独り言

「越中おわら」は民謡屈指の難曲と書いてあるZe…… 

2012年03月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


以前「越中おわら」の採譜のことで記事を書きました。
 http://blogs.yahoo.co.jp/shakuhachi_fue/47002813.html
 さて、これを尺八で曲を覚える必要がでてきました。会で歌う方がおられます。
それには敵(越中おわら)を知らなくては……覚えられません。調査スタート! 
●写真は「越中おわら」の男踊り(かかし踊り)」だ。
男踊りの所作は農作業を表現しており、所作の振りを大きく、勇猛に躍る。
まるで「かかし」を連想します。
●越中おわら節
おわら風の盆(おわらかぜのぼん)は、富山県富山市八尾(やつお)町(旧婦負郡八尾町)で毎年9月1日から3日にかけて行なわれている富山県を代表する祭りである。
越中おわら節の哀切感に満ちた旋律にのって、坂が多い町の道筋で無言の踊り手たちが洗練された踊りを披露する。艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊り、哀調のある音色を奏でる胡弓の調べなどが来訪者を魅了する。おわら風の盆が行なわれる3日間、合計25万人前後の見物客が八尾を訪れ、町はたいへんな賑わいをみせる。
●民謡の起源
起源は諸説ある(「お笑い節」説、「大藁節」説、「小原村発祥説」など)。この唄はキーが高く息の長いことなどから、島根県出雲地方や熊本県牛深市の「ハイヤ節」など、西日本の舟歌が源流になったものとの指摘があるが[1]、長い年月を経るとともに洗練の度を高め、今日では日本の民謡のなかでも屈指の難曲とされている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

 
●女踊り(四季踊り)」だ。えらい……色っぽいねえ……(ウナジ……)
女踊りの所作は蛍狩りを表現しており、艶っぽく、上品に踊るのが良いとされる。
ホタル狩りの所作……優雅で日本的。

●代表的な歌詞(無数に歌詞がありますが……もっとも代表的な歌詞で勝負です)

<歌われよーわしゃ囃す>
唄の町だよ 八尾の町はな  <キタサノサードッコイサノサ> 
唄で糸取る オワラ 桑も摘む <キタサノサードッコイサノサ>
越中で立山 加賀では白山 駿河の富士山 三国一だよ
<キタサノサードッコイサノサ>

●歌詞の意味

唄の町なんですよ……八尾(やつお)の町はね……
繭(まゆ)や綿(わた)から糸を取るときも唄を歌いながら作業をします。
桑の葉(お蚕さんが食べる)を摘むときにも唄が出ます。
なんといっても越中富山で有名なのが立山(たてやま)、石川の加賀では白山(はくさん)が有名、そして静岡駿河の富士山はこの三国の中でも一番だわ。

●風(かぜ)の盆(ぼん)
本来は二百十日(立春から数えて2百十日で9月1日ごろ)での風害を和らげる行事であったが、これが盆踊りになって風の盆となった。
 二百十日(にひゃくとおか)は、雑節のひとつで、立春を起算日(第1日目)として210日目、つまり、立春の209日後の日である。
(立春とは2月4日ごろ。冬と春の分かれる節分(2月3日)の翌日であり、立春は 寒さがあ
けて春に入る日です)
 ●二百十日は21世紀初頭の現在は平年なら9月1日、閏年なら8月31日である。数十年以上のスパンでは、立春の変動により9月2日の年もある。
季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつ。台風が来て天気が荒れやすいと言われている。夏目漱石『二百十日』が有名である。
二百十日の風害と書いたが、この日の頃に台風が多いという事実はなく、むしろ8月下旬と9月中旬の台風襲来の山にはさまれ、210日頃の台風はむしろ少ない。堀口は、この頃が稲の出穂期(しゅっすいき)に当たり、強風が吹くと減収となる恐れがあるために注意を喚起する意味で言われ始めたのであろうとしている。
 なるほどね……納得。
二百十日の9月2日ごろは、強風が吹きせっかくの半分ぐらいでたお米の穂がぶっ飛んじゃう。スワ大変!この二百十日の強風を和らげるために祈りに似た盆踊りができたのですね。納得。長い長い年月をかけて唄は踊りは洗練されて今の「越中おわら」がある。


上記の写真を借用させていただきました。
http://washimo-web.jp/Trip/KazenoBon/kazenobon.htm
http://www.kougetu.jp/kankou/spot.html

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