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「神も仏もありませぬ」 

2011年12月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 
先日、嬬恋の嫁から一冊の本のプレゼントがあった。その佐野洋子著「神も仏もありませぬ」を読み始めたが、のっけから面白い文章に出会っている。著者は自分が63歳であることに驚き、まさか私が63?当たり前で何の不思議もないのに、どこかに、えっまさか嘘だよなあと思うのが不思議である・・・・と言っている。
 
人間だけでなく、この世に生きる生き物は皆、時間の経過と共に年を取る事になっている。そして、途方もなく長い時間を生きているのが人間だ。私も体力の低下を感じるようになってきたが、まさか68歳とは思っていない。えっ嘘だろうと思ってしまうから不思議である。子供の頃、早く二十歳になりたかった。そして二十歳になると、早く三十歳になりたかったし、30になると早く四十歳になりたかった。まだまだ若いね、と言われるのが嫌で50になればもうその言葉とはオサラバできるはずだったが、68歳も80歳の人から見ればまだ若いに違いないのだった。
 
そんな他愛もないことを考えながら、暖炉に燃える炎を見ていると、一本の薪に赤い炎がまとわりついて揺れている。「これは何の木だったか?」と考える。これが販売されていた薪であったらそんなことは考えない。数多くの木を切り斧を振り下ろして作った薪には想い出があり、それ故に炎を見る目も違う。薪と会話が出来るという得意技もできた。
 
自然の中で生きていくうちに、少しずつ自分が変わっていくのを感じているが、それは長い年月を生きてきた経験があるから、変化に従い変化を活かして楽しむことが出来ているからだと感じるようになっている。
 
「神も仏もありませぬ」・・・・今の私には「神も仏もいりませぬ」。
あと一日で新しい年を迎えるが、自信を持って来年は良い年になると思っている。
 

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