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尺八と横笛吹きの独り言

「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」観てきました。 

2011年12月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●主演の滝島役の三浦友一だ。(奥様はご存じ元歌手で女優の山口百恵チャン) 

 無性に映画を見たくなり、行きつけの映画館にすっとんで行って来た。
たまたま、午後2時30分から
「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」を上映していました。よしこれだ……
定年間近の59歳、地方の富山鉄道の運転手。私よりは4〜5歳年下ですが、ほぼ同年代の世代。素朴な2輌だけの地方鉄道で実直に42年間勤め上げた男の物語だ。
 いつもとかわらぬ毎日、娘(小池栄子)のお産を控えている。定年後はゆっくりと過ごす予定であった青写真。しかし突然、妻の看護師復帰話で衝突。
 離婚届を突き付けられた。
「……」「……」
やや唐突ですね。話の筋から主人公の滝島と妻の佐和子(余貴美子・あまりきみこ)の間に離婚するような状況がもう一つ見えなかった。
もっと佐和子の「働きたいが、働けない」という心の苦闘が欲しかった。
ちょっと唐突でした。
 悩みの末、滝島は思い出の公園で佐和子から返された結婚指環を放り投げた。
「オイ……オイ……ほんとに離婚するのかい?」なにか話がトントンと急激すぎる。
ハッピーエンドとなり、夫婦がもとのさやに納まることを願ったが、話は離婚届を提出するところまで進行する。指環を投げるシーンは……ヒヤヒヤだわ。
孫が生まれるっていうのに……定年後は一人で住むのかい?
            
 
●夫婦写真だ。
佐和子は末期がん患者(吉行和子)の家庭での介護職をしながら、ある日……
患者の失踪事件でたまたま夫の滝島が運転している電車で、妻佐和子と鉢合わせをする。
失踪患者を介護する妻、そして運転する夫、滝島。
 そこになにか感ずるものがあったのでしょう。そういう仕事に生きようとしていた妻を見たわけだ。そこに気付かなかった自分がいる。
 妻の結婚指輪を捨てた今、離婚届を提出する自分。
そのトラブル列車の中で、滝島は妻の佐和子に「頼みがある」と伝える。
 それは退職のその日の最後の自分の列車に乗っていて欲しいという願いだった。
42年間無事故の実直な男の退職の日。最後の列車が進行する。
 線路の沿道には保線作業の多くの仲間が手を振る。「ご苦労さまでした」。
先輩や後輩が、その駅駅でぽつんぽつんと彼に手を振る。
涙する運転手の後輩もいた。最後の列車を追いながら泣いている。
臨月を迎えた娘も畑の沿道で父親の最後の舞台に手を振る。
 ここの場面は泣けたなあ……恥も外聞もなく眼鏡を外して涙を吹きました。
映画館場内はあっちこっちと、すすり泣く声がしたなあ……
後輩や先輩の多くが退職の最後の運転に手を惜しまなく振る場面。
いまでも思い出すと泣ける場面だ。
●最後の富山電鉄駅で車内に待っていたのは妻「佐和子」だ。
「ご苦労さまでした」「……」
お互いに目をみる。静寂。
滝島はポケットからなにやら取り出した。
妙な顔をした佐和子。
ぶっきらぼうなその手には、新たな結婚指輪が乗っていたのだった。
「もう一度やり直してくれ!」
「離婚したばかりは半年間は結婚できないのよ……」
佐和子は笑いながら答えた。
二人は手をつないで去っていく。

 
●富山鉄道風景。
牧歌的な地方の2輌だけの電車。私も宇奈月温泉は行ったことがある。
 景色がいい。
なんでもこの映画を上映してから、富山鉄道は売り上げが8%ほど増加したというはなしだ。
妻の佐和子役の余貴美子(あまりきみこ)さんいいねえ……
生活感がある演技。
 「おくり人」や大河テレビ「坂本龍馬」でも出演していました。
父親は台湾人、母親は日本人。趣味は民謡、三線、タップ。
趣味が民謡とあれば、なおさら好きになりそうだ。


●富山鉄道
富山地方鉄道、通称「地鉄(ちてつ)」は、本線、立山線、不二越・上滝線の鉄道線と富山市内軌道線(路面電車)合わせて総延長100kmを越える路線網を持つ堂々たる鉄道会社だ。大手私鉄でも阪神、京王、京阪、相鉄など100km未満の鉄道会社がいくつもあることを考えると地方の中小私鉄に分類されるとはいえ、立派なものである。黒部渓谷や立山といった大観光地へのアクセス鉄道として脚光を浴び、旧国鉄やJR、名鉄からの直通列車も走っていた華やかな過去がある。
主人公「滝島」が運転したのは富山地鉄本線で、電鉄富山駅から宇奈月温泉までの区間であろう。
今では、クルマ主体のライフスタイルや少子化の影響を受け、他社からの直通列車はなく、主として2両編成の電車が行き交うのみだが、僅かな特急列車の運行が過去の栄光を偲ばせる。
http://allabout.co.jp/gm/gc/387954/
http://ekikara.jp/newdata/state/linemap/16-1.htm


 
●富山電車・車庫風景。
●「あらすじ」
今回の舞台は富山県。定年を前に、これからの生き方を模索する富山地方鉄道の運転士を役柄と同年齢の三浦友和、妻を余貴美子が演じる。共演は小池栄子、中尾明慶、吉行和子ら。監督は前作でチーフ助監督を務め、本作が監督デビュー作となる蔵方政俊。脚本はシリーズ前作に引き続き、小林弘利とブラジリィー・アン・山田。そして主題歌も前作と同じ松任谷由実が手掛ける。
鉄道運転士の滝島徹(三浦)は59歳。入社して42年、35年間を無事故無違反で勤め上げ、あと1カ月で定年を迎える。一人娘の出産後は専業主婦として夫を支えてきた妻の佐和子(余)は55歳。徹の定年退職を1カ月後に控えたある日、佐和子は看護師の仕事を再開すると宣言するが、徹は妻の申し出を理解しようとせず、二人は口論に……。今度の舞台は富山県の地方鉄道。定年退職を1か月後に控えた運転士が、妻から看護師の仕事を再開すると宣言され口論となり、妻が家を飛び出す……。本当の気持ちが伝えられず、すれ違う男と女の思いを体現したの
http://www.nikkei.co.jp/category/offtime/eiga/special/article.aspx?id=MMGEzt000001122011
画像借用しました。http://eiga.com/movie/56019/

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