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水道凍結防止ヒーター用節電器「セーブ90」 

2011年12月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 
そもそも水道管凍結防止ヒーターというものは、温暖な場所では必要ないので、その名前すら珍しい存在だったが、冬になるとマイナス10℃以上の寒さは常識という場所では必需品であり、冬の生活上最も重要な物に違いない。最初の冬は、管理事務所の担当者が来て、水道ヒーターのスイッチを入れて下さいと連絡してくれた。確か11月に入った頃だった。その年の冬はスイッチを入れっぱなしで、電気代が跳ね上がった苦い経験がある。何しろ誰一人として知り合いのいない場所に移住してきた私たちは、寒冷地の知識などまるでなかったのだから。
 
2年目の冬は、昼間の温かい時間はスイッチを切ることを考えついた。3年目は、もっとシビアに温度計とにらめっこをしながら、スイッチを入れる、切るのタイミングを考えるようになり、一年目の電気代に比べて格段の節約に成功した。そして今年は4年目の冬、ついに水道凍結防止ヒーター用節電器「セーブ90」という優れものを知ることとなったが、手に入れた器具が我が家では使えないということが分かったところまでは、先日の記事に書いた。
 
I君の家には「セーブ90」が二カ所につけてあり、まだ床下にもあると聞いた。昨日、懐中電灯を持って床下に入り、丹念に調査した結果、何と合計6カ所のコンセントがあり、凍結防止ヒーターの線が差し込まれていた。しかも5カ所が2個口用で1カ所が1個口用だった。最初に買ってきた1個口用が使えるということはラッキーだったが、新たに2個口用を5個購入しなければならないということが分かり、予定を大幅に超えるお金が必要になった。
 
合計金額22380円は、10年の耐用年数から考えれば安い。10年間の電気代節約を考えると微々たるものだが、たちまちの懐の痛手はチョッピリ深いのだった。床下に潜り、慎重に確認しながら設置を終え、ヒーターのスイッチをONにした。12月1日は記念すべき日となった。
これで明日からは、気温を気にすることなくヒーターのスイッチはONにしたままで、水道水の温度は5℃前後に保たれ凍結の心配もなくなった。
 
「セーブ90」の説明を見ると、今まで知らなかったことがよく分かったが、中でも水道管の凍結の原因は外気温度だけではなく、風速が大きく関わっていると言うことだ。水1gは80calの熱量を蓄熱し、80calの熱量を放熱してから凍り始める。更に人間の体感温度と同じように風速1m/secで1℃の熱が放熱される。メーカーの実験の過程で、気温が2℃であるにもかかわらず水道管が凍ったことがあり、風速との関係をつきとめたという。
 
外気温はもちろんのこと、風速・日照及び水道管の温度も検出し、尚、水道管温度を5℃前後に維持する装置「セーブ90」は、水道凍結防止ヒーターを外気温・風速・日照・水道管温の相関に基づいてON/OF比例制御するという優れものだ。すなわち、今まで不可能とされていた水道・給湯管温度を検出し、それを5℃前後にコントロールするために外気温度・風速・日照・水道管温度の相関分析をすると同時に、水道管温センサー・外気温度センサー・風速センサー・日照センサーを搭載し比例制御する回路を構築した。そして1991年の発売以来合計50万台以上の販売実績があるという。何とすでに20年の歴史がある器具だった。
 
今までのままだと、ヒーターを入れた翌朝、蛇口から出てくる水はお湯だった。お湯になるほど温める必要はない。たえず5℃前後にコントロールされているので、明日の朝は冷たい水が出るに違いない。2万3千円は痛かったが、明日からはますます充実した冬の生活を楽しめる。
これを教えてくれたキャンプ場の同僚に、大好きだというウイスキーを1本何が何でも進呈しなければならないだろう。午後から雪がちらほらと舞っていた。明日は終日氷点下の予報だ。
新しい仲間「セーブ90」の働きや如何に!
 
テムコ株式会社 ホームページ
http://temco-eco.jp/shoene/save90.htm
 
 

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