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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

生きることが仕事 

2011年11月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

リタイア後、この地で移住生活を始めた当初、当たり前だが突然のように携帯電話のコールもなく、森の静けさに戸惑っていた。しばらくして、何か世のため人のために役立たなくては、と思ってみたり、途方もなくいろいろな考えが頭の中でぐるぐると巡っていた。今現在、何が一番楽しいかと言えば、一つは本に巡り会えること。本を読んでいると次から次へと読みたくなる本が増える。その都度、アマゾンの「欲しいものリスト」に登録しているが、それは増える一方だ。
 
今もある一冊の本を読んでいるが、その中に猪谷六合雄(いがやくにお)という人物が登場し、彼は「生きることを自分の仕事と信じて生きた」とある。これなら人生は何とたやすいことかと思ったが、いいや、それこそとても難しいことかも知れない、と考え直す自分がいる。
この本には、猪谷六合雄をヘルマン・ヘッセの「クヌルプ」にたとえている。一生放浪し続けたクヌルプが雪の山中で孤独に死んでいく間際、神と対話する。自分は何も世のためにせずただ遊び暮らしていたと懺悔するクヌルプに対して、神は、それで良かったのだと言う。家庭に安住してしまっている人々に、自由な生活へのあこがれをかき立てる役割を自分がお前に与えたのだから、と。
 
テレビを見なければ、くだらないニュースに一喜一憂することもない。現在は、これ以上はないという幸せな生活だ。大きな宇宙からは、一つの点にもならないような小さな場所の一部分を、生活圏として生きているにすぎない自分である。毎日を快活に生きることを自分の仕事として生きてみよう。そうするためには、どのように生きるべきか発見できるかも知れない。
 
 

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