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トラのミステリな日常

2024年02月21日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

以前のブログ（2/15分）で、「緊急通報装置とユニバーサルデザイン」いう話を書きましたが、その前日に「視覚障害者のユニバーサルデザイン」についての講習があったのです。

それ以来、普段の生活の中でも、ふと気になってなにげに気がつくことがよくあります。

今まで見逃していた（見過ごしてきた）ことなのに、講習を受けただけで目に留まるというのは、社会にあふれているんでしょうね。

ちなみに（前回のブログを読んでいなかった方のために）、ユニバーサルデザインとは、「すべての人のためのデザイン」「みんなにやさしいデザイン」という意味です。

ところで…

身近なところでは、「お札」にも、指の感触で識別できるマークがあります。
新紙幣では、識別マークの配置がそれぞれ違うので、触っただけで何円札かがわかると言うことです。（新紙幣が手に入ったら確かめて下さい）

歩道や駅の構内などで、点字ブロックをよく見かける事がありますが、２種類のブロックがあるというのはご存じでしょうか？

移動の方向を示す、「誘導ブロック」と、注意する場所を示す「警告ブロック」です。（写真）

ブロックの存在は知っていましたが、２種類に意味があるとは知りませんでした。

また、牛乳パックをよく見ると、上部に小さな「くぼみ」があります。（写真）
この「くぼみ」がユニバーサルデザインです。
　
正確には、このくぼみのことを「切り欠き」と呼びます。切り欠きがついている理由は、目が不自由な人でもそれが牛乳だと判断できるようにするためです。
ちなみに、低脂肪乳などの加工乳にはこの切り欠きはついていません。

スーパーに行くと、つい確かめたくなってしまいます（笑）

最後に…
シャンプー容器にギザギザがついていますが、ご存じだったでしょうか？
これはリンスと区別するためのものです。

同じ容器で並べて置かれたシャンプーとリンスを見たとき、どちらがシャンプーなのかわからなくなるときがあります。
また、髪を洗っているときは、誰しも目をつぶっているので、そんなときに、このギザギザをさわれば確認できます。
これは視覚障害者じゃ無くっても、有り難いですね。