サンシャインクリーニング

それぞれのクリスマスツリーと 

2023年12月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:日々雑感

来年用の72候のカレンダーを見てると
今年のものとほとんど変わらない。
当たり前だ!(*^^)v
ただ、一年365日を四季折々の自然と
昔からの習慣で72候に区切ったものは
日本に限る。海外では実用的ではない。

熊穴に蟄(こも)る候も過ぎ、
昨日17日から、鮭の魚群(うおむらがる)の候に入った。
こちらの地方も積もるわけでもないが、ずっと雪が
降り続き、熊も穴にこもる頃だと納得した。

先週金曜日の新聞に、キリスト生誕の地の
ベツレヘムでは、クリスマスツリーの展示が中止
と載っていた。ガザ地区の悲しみは、いかほどか。

私は、偶然、ツリーにまつわるお話を読んでいた。
伝統的な習慣で、その年の村のクリスマスツリーを
選ぶ役目になった家族の実話だ。

父親と娘は、高くて険しい山にのぼり、
早くから、一番立派な木を選んでいた。
その後、父親は戦地に兵隊として駆り出された。
(第一次世界大戦頃の話だ)
戦争が終わり、皆は帰って来たが、
クリスマス頃になっても父親は帰らない。

村の牧師は家族の事情を知り、
来年の当番と替わることを勧めるが、母親は断った。
毎年、村のツリーを選ぶ家の子にも、その年の
クリスマス劇では大事な天使役が与えられていた。

さあ!選んだ木を伐り出しに!母親は娘を連れて、
勇気を奮い歌いながら、台車を引いて進んで行く。
その声はこだまし、村人たちは
天使の声が聞こえたというほどだった。
そしてやっと夜通しかけて、ツリーは間に合った。

皆のクリスマスのために、そして立派なツリーを
選んだと言う一家の名誉と誇りのために
毅然とした態度で、父親の役目も果たし、
夜なべして娘の天使の衣装も作った母親。
母はどこでも強い!!(^^)!

本には、アメリカのロックフェラーのツリーが
ノルウェーのエゾマツと紹介されていた。
また、今では寄贈の形で、アメリカの家庭で
大事に育てられた木が選ばれるらしい。

私たち日本人にはなじみのない習慣だが、
ツリーの意味を改めて思った。



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莉梨さんへ

ローランサンさん

おはようございます。
そう!昨日は冬至でしたね。ユズ風呂にかぼちゃに
何処のお家でもされたことでしょうね。
寒い日でしたから、ユズの香りのお風呂効いた〜♪笑

カレンダーの「乃東」に
なつかれくさとひらがなで読み方が書かれてありました。靭草の事らしいですが、この草、今の時期に芽を出し夏に花が黒く枯れるらしく、それで、なつかれくさとも言われるらしいですよ。

そうですね。待降節(アドベント)は4週間。
そのアドベントカレンダーは、一日一日を指折り数えて楽しむ可愛いカレンダーで、色んなバージョンがあります。子供たちにとってはお菓子が入ってるものとか楽しいと思います。
キリスト者にとって、今の時期は忙しくても
きっとワクワクの中で過ごす時期だと思います。
赤ちゃんの誕生って嬉しいものね(´▽`*)

クリスマスだから〜莉梨さんの考えは正解かも!
皆老若男女関係なく
プレゼントを贈ったり、貰ったりするイベントは
クリスマス以外にあるでしょうか?
今の時期のわくわく感はそこからやってくるのかもしれないですね。プレゼント出来る人がいるって幸せね

2023/12/23 07:01:48

クリスマスだから!?

莉梨さん

72候のカレンダーって、季節を感じられていいですよね。
丁度今日は冬至。そして今日から乃東生。
こちらの畑では大麦が青く育ち始めています。

いよいよクリスマスが近づいてきました。
クリスチャンにとって今は待降節といって、クリスマスの準備に忙しい大切な時の様です。(クリスチャンの友人から聞きました)

クリスマスツリーに纏わるお話、素敵ですね♪
桑田佳祐とユーミンのコラボ曲が話題になってるけど、クリスチャンじゃなくてもこの時期は何か特別な気分になります^^

2023/12/22 21:16:01

来音さんへ

ローランサンさん

おはようございます。
本当に文化の違いを理解することは、
そこで暮らす方たちの思いを
くみ取ることにも繋がっていくのかなと思います。

そうね。日本のお祭りの神事に近いものなんじゃないかな〜と感じたりします。

まあ、何はともあれ、日本人は日本人の解釈で
この時期を明るく楽しく、
過ごせばいいのかなと思いますよね。
クリスマスは、とかく「白い恋人」になっちゃいそうですけど、家族愛だと思いますからね。

ケーキでハッピーメリメリ♪クリスマスで
盛り上がって下さいね。(o^―^o)

2023/12/19 07:26:24

星あかりさんへ

ローランサンさん

おはようございます。
巡礼の旅でベツレヘムを訪れることが出来たのは、
とても幸せな事でしたね。
貯金全部はたいても行きたかったところ〜大金です。
後は野となれ山となれ(*^^)v 
餞別はとても有難く感謝ですね。

きっと参加された他の皆さんも
一生懸命、お金を貯めていたことでしょう。
巡礼の旅は、それ程の価値があると思います。
それはあかりさんのコメントからも十分伝わってきます。
きっとどれもこれも欲しい物だらけだったのでは?
普通、十字架は、縦長ですが、あの土地では、縦横
同じ長さのものではなかたったですか?

また、旅全体を通して、
色々、目に見えない恩恵があったのでしょうし、
行った人にしか、わからないものがいっぱいあるのでしょうね(´▽`*)

ツリーの上に飾られる大きな星の名は
「ベツレヘムの星」。
それが生誕の地で飾られない悲しみは大きいです。
キリストは平和の王子です。
どうぞ、また世界中からの旅人が安心して訪れる日が来ますように!

2023/12/19 06:38:00

漫歩さんへ

ローランサンさん

おはようございます。
真剣に耳を傾けて下さり有難うございます(o^―^o)
いくつになっても好奇心を忘れないで、
あっちへ、こっちへ、耳を 目を 動かしながら
色んなものを吸収していると
心がウキウキとしますね。
きっとそんな缶蹴りしながらのような気分で
日常を楽しんでいらっしゃるのでしょう(*^^)v

私は好奇心だけで生きてるかもです。
世の中知らない事、わからないことだらけですね。
ツリーも話も偶然知ったけれど、
こんなに深いものだったんですね。
このお話の親子〜夫と子を愛する母親の姿、
そして、それを見て育つ娘の存在、
どの国も何だか同じだなって思いました。

〜子供に返る〜って
そこには、子供のような素直な心を感じます。
クリスマスシーズンは、皆が素直になり優しくなれる時だと思います。
まさに、漫歩さん!クリスマスの心になってますね(´▽`*)

2023/12/19 06:28:39

文化の違い

来音さん

各国で色々な文化の違いがあるのですね。日本でもお祭りなどは街中で祝いますが、そんな感じでしょうか?内容的にはもっと重く感じましたが。
そうですね。母は強いですね。(^^♪
クリスマスもカウントダウンですね。

ケーキくらいは食べようかな..と。(*^^)v

2023/12/18 22:31:11

ベツレヘム

星あかりさん

こんにちは。
ベツレヘムの聖誕教会、何十年も前ですが教会の聖地巡礼で行けました。
当時はかの地は穏やかで、日本人観光客を増やそうとしてるという話を、ガイドさんから聞いたっけ…

学校卒業後就職して1年経ち、貯金が30万貯まったと思ったら、4月に教会からツアー参加者募集の話があり。旅行代金30万だったという…。
もちろん全額、ツアー代金で支払ったらお金無くなり、母と祖母がくれた餞別が現地での小遣いでした。(^^ゞ
(ツアーメンバー中、最も貧乏な参加者だったような…)
一番若いメンバーでもあったので、色々得したこともあり…
とにかく奇跡の様な旅でした。

クリスマスの時期になると思い出され、また安心して旅行できる日々が戻ってほしいと、いつも祈ってます。

2023/12/18 12:26:41

子供に返る

漫歩さん

年を取ると子供に返ると言いますね。

私もその年代に入ったらしく、ローランママのお話に真剣に耳を傾けて「わぁ〜そうなんだ!」と新しい知識を得た喜びにひたりました。

2023/12/18 09:41:56

ドロンさんへ

ローランサンさん

おはようございます。
そうですね〜。七夕飾り〜
いい大きさの笹を切ってもらいました!
ツリーと同じような習慣が日本にもあったのね!(´▽`*)

そんな時には、やっぱり男手が必要です。
父親の存在を懐かしく思いました。
ドロンさん、どうも有り難うございます。
ちょっと得したような気持ちです。(*^^)v。

子供が小さな時は、
保育園でもシンボル的な大きな笹があって
皆が願い事を吊るしました。
また、七夕まつりとして、保護者も一緒になって
楽しんだことも思い出しました。

願いとシンボル的なもの〜色々ところが変わっても
家族の愛情は変わりませんね。

2023/12/18 08:50:58

楪さんへ

ローランサンさん

おはようございます。
まあ!楪さん凄いわ!脱帽はいつもしてますけど、
また脱帽〜(私帽子好きなの(*^^)v)

そうなんです。この実話本は、
戦争文学としても捉えられるみたいです。
経済的にも精神的にも母親はしんどいんです。
戦争は、待ってる人たちにも暗い影を落とします。
それでもありったけの知恵で、
素晴らしい天使の衣装を作るんですね。
どこの母親も一緒ですね。
子には、精いっぱいのことしてあげたいわね。

ツリーへの思いは、
やはりその国の文化や習慣によるものでしょうね。
ホワイトハウスでもエゾマツが選ばれているみたいですが、長い歴史があるのでしょう。

母と娘の元には、最後の最後の時を
待ったかのように、父親が帰ってきました(´▽`*) 
これは神様からの一番のプレゼントだったかもしれないですね。楪さんも喜んでね♪

2023/12/18 08:36:41

七夕飾り

ドロンさん

読ませていただいて、季節違いになりますが七夕飾りを思い出しました。
父親が竹を切って庭に立ててくれて、子どもたちがそれぞれ好きな飾りを括りつけて願い事を書いた短冊を縛り付けて七夕祭りを楽しんだものでした。想えばそこには家族の愛がちりばめられていたんですね。

2023/12/18 08:34:28

onさんへ

ローランサンさん

おはようございます。
♪もみの木、もみの木〜いつも緑よ♪
歌に出てきたもみの木しか頭になかったのですが、
色んな木が使われるみたいですね。

アメリカ東部はバルサモミ、西部はダグラスモミと
あとがきに載ってました。
全てにおいて象徴的なものだったのでしょうね。
ロックフェラーでは、
毎年、主任造園家が、選ぶそうですよ。

映画の影響って大きいですね。
私は、メグライアンの「恋人たちの予感」で
彼女がツリーの木を買い、引きずっているシーンがとても頭に残っていて、アメリカ人の習慣との違いを思いました。

2023/12/18 08:25:24

ツリーと戦争

楪さん

おはようございます。
今年はウクライナやイスラエルとハマスの戦闘など、
心痛む戦争が続いています。
このお話にも昔の戦争が影を落していますね。
人の命を奪ってまで、主張する正義とは何なのでしょう?
愚かで残酷な行為でしかないと思っています。

大きな木を切ってツリーにしていたのですね。
子供の頃、根つきのもみの木を鉢毎生けておき、
クリスマスには掘り起こして、大きな鉢カバーの中に収めて飾り付けた事を思い出しました。
クリスチャンではありませんでしたが、ご近所のお宅に伺い、イエス様の幻燈を観て、綺麗なカードを貰うのも楽しみでした。

この親子も、夫や父の無事を祈りながら、役目を果たしたのでしょうね。
彼らの元に、無事帰って来ますように!
私は、そんな願いを持って読んでいました。

2023/12/18 08:09:35

ツリー

onさん

始まりはノルウェーだったんですか〜?

ロックフェラーがモデルの話は
ジェームス・ディーン主演の「ジャイアンツ」
エリザベス・テーラーも若くてきれいでした。

2023/12/18 08:06:41

TOSHI(トシ)さんへ

ローランサンさん

おはようございます。
私たち日本人は、きっとほとんど?
綺麗なツリーで終わっちゃいそうですけど、
ツリーってこれほどまでに
大切なシンボルなんだと思いました。

なんて言うのか、日本の習慣で言うなら
収穫されたお米を献上するくらいの気持ちでしょうか?
色んな文化を知ると楽しいですね。
そこから、妄想が始まる時もあるけれど(*^^)v
それにしても気丈な母親ですね。

2023/12/18 07:59:55

ローランサンさん

TOSHI(トシ)さん

おはようございます。
ツリーのお話ありがとうございます。
全然知らなかったのですが、
それぞれ意味がありますね。
知ることはいいことですね。

2023/12/18 07:14:48

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