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地下鉄のザジ 

2023年11月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
『地下鉄のザジ/Zazie dans le métro』。
BSプレミアムで2023年11月16日(木)13:00〜放送。

★オレンジのセーターにショートカットの
 おてんば少女・ザジと大人たちが巻き起こす大騒動。

キャッチフレーズは、
”ザジのあこがれは、花の都パリの地下鉄”。

レイモン・クノーが1959年に発表した
ベスト・セラー小説の映画化作品。

ルイ・マル監督のコメディでフランス映画で、
ヌーヴェルヴァーグ運動の先駆けとなった作品。

十歳の少女ザジ(カトリーヌ・ドモンジョ)は、
お母さんと一緒に生れて初めてパリにやって来た。

お母さんはザジを弟の、
ガブリエル(フィリップ・ノワレ)にあずけると、
恋人とさっさと消えてしまう。

ガブリエル叔父さんはナイト・クラブの芸人。
パリにあこがれるザジの目的は地下鉄に乗ること。

叔父さんの家に着いたザジを美しい叔母さんの
アルベルチーヌが出迎えてくれる。

朝、ザジは一人で部屋を抜け出し、
一階で酒場を経営する家主の目を盗んで
地下鉄の乗り場に向かうが、門は閉っていた。

何と、その地下鉄がストライキでザジは大ショック。

ストーリーは有って、無きが如し。
スラップスティック・コメディーと言うらしいが、
ハチャメチャな映画ですが、ザジのすきっ歯が可愛い。

10歳の少女ザジがパリで体験する二日間を、
彼女のイメージで描いたパリでの出来事。

チャップリンのドタバタと、
アニメのトムとジェリーの快適なテンポが、
不思議に融合したような本作は面白いですね。

ところで、ザジの叔父さんを演じている
フィリップ・ノワレは、「ニュー・シネマ・パラダイス」で
映写技師・アルフレード役の人だとは、若いですね。

もう一つ、「死刑台のエレベーター」の
ルイ・マル監督ですから、最後は決めています。

ザジが翌朝、叔母さんと母の待つ駅に行き、
お母さんがザジに”地下鉄に乗った?”と、問うと、
ザジはただ ”乗らない、私 年とったわ” と答えます。

意味深ですね!

製作年は1960年(昭和35年)。



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