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吾喰楽家の食卓

テレビニュースで見る閉場記念式典 

2023年11月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

何処かで聞いたような言葉だが、10月下旬は風邪の発病で「失われた10日間」だった。
昨日のブログにも書いたが、11月に入り完治が見えて来た。
抗生物質の服用が終わり、風邪の症状は期待通りに回復しているようだ。
朝は白っぽい痰が少し出たが、それ以降24時間の症状は、咳だけになった。

また、10月の10日間だけでなく、11月前半の予定を全て延期した。
中止ではなく延期だから、事前に対応しておけば、問題はない。
その間は、日常生活に必要な最小限の外出に留め、体力の回復に努めるつもりでいる。
しかし、失われた10日間の中で、一件だけ取り戻せないことがある。

10月29日(日)に国立劇場で開催された、「国立劇場及び国立演芸場閉場記念式典」へ行けなかったことだ。
体調から判断すれば出席は諦めざるを得なかったが、回復し始めると、どんな式典だったか気に成った。
パソコンで国立劇場を検索すると、「国立劇場で閉場式 57年の歴史ある建物との別れ惜しむ 東京」という、NHKのテレビニュースを見つけた。
動画(93秒)では、日本芸術文化振興会理事長の式辞の後、日本舞踊、文楽、講談(松鯉)、歌舞伎(仁左衛門)が披露された様子を見ることができた。

招待状で指定された席は、「ドブ席」と呼ばれる花道より更に下手側だった。
花道の七三にあるセリ「すっぽん」の最前列だから、中々、良い席といえる。
動画でも、花道をひっこむ仁左衛門の足元の背後に、私が居る予定の席が映し出されていた。
勿論、健康が優先するのは言うまでも無いことで、欠席したことに後悔はないが・・・

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231029/k10014241411000.html

   *****

写真
2023年11月1日(水)の昼餉と夕餉

お礼
「発症して10日で見えて来た完治」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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