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男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 

2023年10月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

李克強前首相が「心臓発作で急死(68歳)」の報道。
単純に病死だろうか?と、
疑いを持たれるのが現在の中国政治。

彼は中国ナンバー2として10年間首相を務めたが、
改革重視しで、習主席と距離があり煙たがれていた。

直近では外交の新星とも呼ばれた秦剛外相が突然解任。
李尚福国防相は、就任後わずか7ヵ月で解任されるなど、
習体制に何か問題があるのは、間違い無いでしょう。

プーチンさん同様、映画ではないが、
独裁者は目障りな人物を『邪魔者は消せ』と、
抹殺しますからね。

映画だと、その内、反体制派に独裁者も消される、
展開になるのですが、さて、どうなる習主席?

今日の映画紹介は『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』。
BSテレ東で2023年10月28日(土) 18時30分〜放送。

★ジュリーが田中裕子に告白!
 でも「だって二枚目なんだもん」…寅さんが恋愛指南、
 シャイな飼育員の想いは美人デパガに届くか?
 シリーズ第30作!

キャッチコピーは、
”もう一度言うぜ! 
女の口説き方ってぇ〜のは経験がモノを言うのよ”。

大分県は湯平温泉の宿。
寅さん、ここで動物園で飼育係をしている
ハンサムだが、やたら不器用な青年の
三郎(沢田研二)と出会う。

彼は昔この宿で働いていた母が亡くなり納骨に来たという。
寅さん、彼女の法事をしてあげようと彼のために一肌脱ぐ。

たまたま同宿だったデパートガールの
螢子(田中裕子)たちも焼香して知り合い、
翌日、皆でドライブを楽しむ。

三郎は螢子に一目惚れして、
螢子は別れ際に三郎に告白されるが断る。
理由は、三郎が「あんまり二枚目」だったから…。

「トラヤ」に戻って、三郎は諦めきれずに寅さんに
螢子の気持ちを聞いてくれと頼む。

戻って来た寅さんと三郎の会話が笑えますね。

寅:”諦めなよ、気の毒だけど…”
三郎:”理由はなんですか?”
寅:”理由?理由聞きたいのか?”
三郎:”はい”
寅:”おまえがあんまり二枚目だから”

三郎:”寅さん、男は顔ですか?”
寅:”そうじゃないの?”
三郎:”そんなバカな!”
おばちゃん:
”なんだかしらないけどおやめよ。
寅ちゃんに人の顔のことなんか言えるわけないだろ”
寅:”おばちゃんは黙ってろよ、男同士の話なんだ”

三郎:”寅さん、寅さんは恋をしたことありますか?”
寅:”おい、こら、おまえ誰に聞いてるんだ、
『恋をしたことがありますか』よく言うよおまえ。
 俺から恋を取ってしまったら何が残るんだ。
 三度三度飯を食って 屁をこいて糞をたれる機械。
 つまりは造糞機だよ。な、おいちゃん”

表現は下品だけどこれが寅さんのポリシーですね。
寅さんの生き甲斐は恋をすること。

恋が成就すると、新しい恋は出来ないから結婚しない。
そうです、これが寅さんが結婚しない理由でしょう。

寅さん、我が想いを隠し、若い二人の恋を応援します。

最後は二人が結ばれた後に、例の如く旅に出る寅さん、
寅:”さくら…”
さくら:”なぁに〜”
寅:”やっぱり二枚目はいいなあ…、
  ちょっぴり妬けるぜ…”

んん〜、この言葉心に沁みますね。

沢田研二・田中裕子、結婚前に共演していた作品。
1982年(昭和57年)制作。

おまけ!
♪♪花も嵐も 踏み越えて
 行くが男の 生きる道
 泣いてくれるな ほろほろ鳥よ
 月の比叡(ひえい)を 一人行く♪♪

♪♪旅の夜風(愛染かつら主題歌)/ 霧島 昇♪♪
https://youtu.be/5m8L8IyWOos



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