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男はつらいよ 寅次郎純情詩集 

2023年08月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ



映画ファンの皆さん、おはようございます!

昨日の大谷翔平投手。
いやぁ〜、いろいろありましたね。

対マリナーズ戦、2番・投手で登場。
投手としては右手中指のけいれんで降板して、
10勝目はならず。

打者としては八回の第4打席で40号ソロホームラン。
エンゼルス、この時点で2点リードで勝利は
間違い無しと思ったら、9回に守護神エステベスが
逆転満塁弾を浴びて負けになり、これで3連敗、。

やはり、勝負は下駄を履くまでわからない。

今日の映画紹介は、
『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』。
BSテレ東で2023年8月5日(土) 18時30分〜放送。

旅先から帰ってきた寅次郎の前に、
美しい母と娘が現れた!シリーズ第18作!

若い産休先生にポッ、その美人母にデレッ。
秋深まる柴又。
薄幸だった女性に寅さんもたらす幸福な日々―
マドンナ京マチ子。

キャッチフレーズは、
”人の一生なんて、はかないもんだけど、
 愛があれば大丈夫”。

ふらりと戻って来た寅さんは、
さくらの息子・満男の小学校の
担任教師、雅子先生(檀ふみ)と知り合う。

家庭訪問に来た雅子を相手に
勝手にでしゃばる寅さんに博(前田吟)が怒り、
皆が博の肩を持つのでいつものパターンで、
寅さんは飛び出ていく。

旅先の長野県上田市の別所温泉で、
馴染みの坂東鶴八郎(吉田義男)一座と出会い、
いつものように調子に乗って大盤振る舞いして、
無銭飲食で警察ホテルのご厄介となる寅さん。

さくらがお金を持って迎えに来て猛反省をして、
まともな人間になろうと決意するのだが…。

とらやに戻った寅さん、店先で雅子先生と、
長い病院生活を終えて退院した
彼女の母親・柳生綾(京マチ子)と出会う。

寅さんやさくらの子供時代を知っている
綾の家を頻繁に訪れるようになる。

”自分の手で一銭も稼いだことがない”と
いう浮世離れした綾は、寅さんの自由奔放さに、
惹かれていくのだった。

だが、綾が余命僅かであると知った寅さんに
綾は語りかける。

綾:”人間は…、なぜ死ぬんでしょうね…”

寅:”う〜ん、そうねえ…、
  まァ、なんて言うかな、
  まァ、結局ぅ…あれじゃないですかね…、
  あの、こゥ、人間が、いつまでも生きていると、
  あの〜、こゥ、丘の上がね、人間ばっかりに
  なっちゃうんで、うじゃうじゃうじゃうじゃ、
  面積が決まっているから、

  で、みんなでもって、こうやって、
  満員になって押しくら饅頭しているうちに、
  ほら足の置く場所もなくなっちゃって、
  で、隅っこにいるヤツが
  ”お前、どけよ!”なんてって言われると、

  まあ結局、そういうことに
  なってんじゃないですかね、昔から、
  ウン、まあ、深く考えない方が
  いいですよ〜、それ以上は”。

綾:”フフフ”

綾:”ふふふ、 アハハハ、可笑しいわ、寅さんて
   ふふふ、アハハハ…”。

本作は寅さんの悲恋物語ですね。
余命いくばくもない綾のために
一生懸命に尽くす寅さんに感動しました。

京マチ子さん、この時、御年は52歳ですが、
大女優だけあって貫禄があって、美しいですね。

前半の旅芝居「不如帰」で名台詞の、
「人間は何故死ぬのでしょう?」が出て来て、
前述の会話につながるのですが、
我々の年代になると他人事ではないですね。

結局は寅さんの言うように、考えてもしょうがないので
”深く考えない方がいいですよ”ですかね。

1976年(昭和51年)制作。



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