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折れた槍 

2023年07月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:西部劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『折れた槍/Broken Lance』。
BSプレミアムで2023年7月14日(金)13:00〜放送。

スペンサー・トレイシーが頑固一徹な父親を演じ、
ロバート・ワグナー、リチャード・ウィドマークが共演、
牧場一家の確執を描く西部劇。

キャッチフレーズは、
”どぎもを抜くアクション・タッチ!
 残酷手法で挑戦する鮮烈のウエスタン巨編”。

舞台は1880年代のアメリカ南西部。
大農場主マット・デヴロー(スペンサー・トレイシー)には、
先妻との間に生まれたベン(リチャード・ウィドマーク)、
マイク(ヒュー・オブライアン)、
デニー(アール・ホリマン)の3人の息子と、

インディアンの娘だった今の妻(カティ・フラドー)との子、
ジョー(ロバート・ワグナー)の家族がいた。

ある日、農場が家畜泥棒に荒らされた。
デヴローはすぐベンとジョーをつれて牧童頭の
トゥー・ムーンズ(エドゥアルド・フランツ)の案内で
泥棒を追跡し、捕まえて見ると、意外にもそれは
息子のマイクとデニーだった。
デヴローは怒って2人を追放しようとした。

その夜、農場では知事とその娘
バーバラ(ジーン・ピータース)らを招いて
パーティーが開かれ、ジョーとバーバラは親しくなった。

そのとき、川上の銅精錬所から流れ出た鉱毒のため
デヴローの家畜がバタバタと死ぬ事件が起き、

デヴローは早速精錬所へ行って抗議したが、
相手にされず、そこへ急をきいたトゥー・ムーンズが
部下を従えて応援に駆けつけ、烈しい拳銃戦となった。

デヴローは精錬所を破壊して引き揚げた。
数日後、精錬所側はデヴェロオを告訴した。
デヴローが知事に助力を求めるが…。

長男のベンを演じるリチャード・ウィドマークの
親に反抗する悪ぶりが印象に残ります。

デヴローには死んでしまった白人の先妻と
先住民である後妻との間にできた息子達。

そして親と子の確執、人種差別と、筋立ては
「燃える平原児」と、似てますね。

西部劇に社会問題を織り込んでの作品です。
それもそのはず監督が、あの『ケイン号の叛乱』の
エドワード・ドミトリク。

彼の両親はロシア帝国(当時)から移住してきた
ウクライナ人です。

製作年は1954年(昭和29年)。



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