Polyglotに憧れて

アフリカの医療を支えるZipline 

2023年03月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 アフリカの医療を支えるZipline 何か面白い情報はないだろうかとyoutubeを見ていてZiplineの動画を発見しました。この動画を見ると、勇気と感動を得られる、というと大袈裟かも知れませんが、人類のテクノロジーの進歩が途上国の医療現場を救っているのだという事を実感できて、少し幸せな気持ちになります。私が見たのは以下の動画です。  Zipline Keynote 2023 | The Best Delivery Experience Not on EarthSee how the future of delivery is faster, more environmentally friendly and more accessible to all. Hear from Zipline's leaders, customers like Sweetgreen an...www.youtube.com  Ziplineはグライダーを小型にしたような、あるいは模型飛行機を大きくしたような無人のドローンを使って物流を変革しようとしています。垂直飛行型の一般的なドローンよりも速く、静かでスマートな印象を受けます。Ziplineのドローンはそれほど大きな物を運べないので、対象を絞って、医療の物流という分野で成長しています。尚且つ、先進国というより、途上国を中心にサービスを提供しており、そこがユニークで、好ましいところです。 Ziplineのサービスを最初に導入することを決めたのはアフリカのルワンダです。上記動画で説明されていますが、ルワンダでは舗装された道路がほとんどなく、雨が降るとぬかるみと泥だらけとなるような道路が大半です。中心から離れた場所にある病院へ血液やワクチン、医薬品といった医療に係る物品を輸送するのは困難極まります。患者は血液や医薬品を至急必要としているのに、泥とぬかるみだらけの道を車で移動するのは人手と時間を要します。このような道路事情の悪い国でこそ、空を飛ぶドローンは大活躍します。Ziplineのドローンなら一っ飛びで物品を輸送できます。輸送する物品は小さくて軽いので、ドローン輸送に打って付けです。Ziplineのドローンはルワンダの病院の物流問題を一気に解決しました。 本来、ルワンダの政府が道路の整備を進めて国中の道路を全て舗装するべきかも知れませんが、そんなに簡単にはできません。ルワンダだけでなく、道路が整備されていない国や地域は世界中にあります。Ziplineはルワンダに続いてガーナ、ナイジェリア、コートジボアール、ケニアといった国々に進出しています。今後も空中ドローンサービスが途上国の医療物流を支えていくことでしょう。 途上国だけではなく、実は日本でもZiplineのドローンが使われようとしています。そらいいな株式会社が長崎県五島列島にて食品、日用品の配送サービスを開始しました。 sora-iina | そらいいな株式会社 - ドローンを活用した物流で毎日の暮らしをちょっとだけ便利にする会社五島列島の空から、医薬品を配送する。そらいいな株式会社は、自動飛行のドローンによる配送で、「より早く」「より確実に」、皆さまのお手もとまで、必要なお品物をお届けする会社です。sora-iina.com 五島列島や離島では先進国の日本といえど、物流には問題があります。定期船だけが頼りという島は数多く存在します。確かに船はドローンよりも多くの物を運搬できますが、時間がかかるし天候によっては運行できないことも多々あります。ドローンで医薬品や必需品を運搬できれば随分と助かるでしょう。そらいいな株式会社のサービスは始まったばかりです。これから実績を積んで、五島列島以外の地域にもサービスが広がることを期待します。

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