Polyglotに憧れて

医療DXに期待  

2023年03月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 医療DXに期待 様々な分野でDXが話題になっています。政府は医療におけるDXを推進すべく、医療DX推進本部を設置しました。本部長は岸田総理大臣です。岸田政権の本気度が伝わります。 医療DX推進本部|内閣官房ホームページ内閣官房 国・地方脱炭素実現会議www.cas.go.jp 医療のデジタル化というと、マイナンバーカードと健康保険証の一体化のニュースを思い浮かべます。オンラインで資格確認させる仕組みがもうすぐ開始されます。これは医療DXの手始めですが、本格的なDXはこれからです。医療DX推進本部の議事資料によると、医療情報プラットフォームが構築され、病院、薬局にて電子処方箋の運用が開始されます。薬局にマイナンバーカードを提示すれば薬を処方してもらえるようになるでしょう。お薬手帳は廃止され、使用している薬の履歴はデジタル化されます。 次に電子カルテ情報共有サービスが立ち上がります。患者の検査結果がデジタル化、共有化されます。患者本人はマイナンバーカードとアプリで確認可能となります。これまでは、病院ごとに同じ検査を実施していましたが、今後は過去の検査データが全ての医療機関で共有されるようになります。これにより、救急医療の際、患者の医療情報が速やかに閲覧できるようになります。 診療報酬改定作業がDX化されます。診療報酬は定期的に改定されます。従来、各医療機関はバラバラにシステム対応していました。これを共通化し、医療機関側の事務作業を効率化し、運営コストを削減することを狙いとしています。 医療DXを進めることにより、医療データが一元化され、蓄積されます。このビッグデータは医療の研究に大きな進歩をもたらすでしょう。さらに、将来は保険医療データを民間事業者と連携することで、創薬の開発やヘルスケアに関わる様々なサービス発展に寄与するでしょう。 今でもアップルウォッチには歩数や運動履歴、睡眠履歴、心肺機能の情報などが記録されています。こういった外部の健康関連データと、医療データが結びつくことで、どのようなライフスタイルを取れば健康状態が維持されるのか、あるいは病気の予防に有効なのか、といった分析、研究が進むでしょう。予防医学が急速に発展すると思われます。また、新しい医療器具や医療サービスの開発にも寄与するでしょう。 新型コロナのパンデミックの際、日本の医薬品業界はワクチン開発できませんでした。また日本の病院や医療システムの弱点が明らかになりました。現状、日本の医療には多くの改善の余地があります。医療DX推進本部のデジタル化推進が旧来の弊害を取っ払い、日本の医療やヘルスケア産業の発展に寄与することを願い、期待しましょう。

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