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Polyglotに憧れて
移り変わる雇用 化石燃料から再生可能エネルギーへ
2023年03月01日
テーマ:テーマ無し
移り変わる雇用 化石燃料から再生可能エネルギーへ ニューヨークタイムズから以下タイトルの記事を見つけました。As Oil Companies Stay Lean, Workers Move to Renewable Energy太陽光、風力、地熱といった産業が雇用を増やしているとのことです。 一例として、パンデミックの際、エクソンからレイオフされた技術者が4カ月後、Fervoという地熱発電の会社に雇用され、従来よりと高い給与を得て2つのプロジェクトに関わって働いている事例を上げています。コロナ禍が契機となって、多くの人が再生可能エネルギー産業へと転職しているそうです。石油やガス会社は2020年に16万人ほどを解雇したのですが、同時に多くの再生可能エネルギー関係の企業が拡大し、地質学者や技術者など多くを雇い入れてるとのことです。風力エネルギーの業界は2016年から2021年の間に雇用を20%増加し、11万3千人以上を増やしたとのこと。 電気関係の技術者、海上での建設従事者、情報技術者など、石油やガス会社で働いていた人々がスムーズに再生可能エネルギー事業の企業へ移行したとのこと。石油会社で19年働いていたある技術者によると、「基本は何も変わらない、我々は基礎を作り、タービンを作り、道路を作って、ケーブルを設置する。」これまでの技術や経験が応用できるのだそうです。 石油やガス会社で働いている人の雇用が失われるという大きな懸念がある一方で、コロナ禍は多くのチャンスを生み出した、再生可能エネルギーには大きなチャンスがある、と前向きにとらえる声もあります。これまで石油やガス会社で働いていた労働者が大量に再生可能エネルギー関連の会社へと流れているのです。再生可能エネルギー事業は急速に拡大しているので、労働者の待遇もどんどん改善しているようです。 ちなみに、Fervoという地熱発電について検索すると、以下のサイトが見つかりました。 新しい地熱プロジェクトで、24 時間 365 日のカーボンフリー エネルギー化に全力前進 | Google Cloud 公式ブログcloud.google.com GoogleとFervoが提携して、AIと機械学習を開発し、次世代の地熱発電の生産性向上を目指しているそうです。 こういったダイナミックな動きがアメリカの強さであり、魅力だと感じます。労働者の解雇をマイナスとして捉えるのではなく、新たなチャンスだと考えて、新しいビジネスへとチャレンジしていく人々、頼もしいし、逞しい姿です。 石油産業はアメリカを象徴する偉大な産業ですが、水面下で新しいトランジションが生じています。10年後のアメリカは、再生可能エネルギー大国へと変貌を遂げているのかもしれません。
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