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吾喰楽家の食卓

蕎麦の食べある記 No.39 

2023年02月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:食べある記

阿佐ヶ谷「手打そば 一榮」 −蕎麦好きが高じて脱サラした店主−

JR阿佐ヶ谷駅から、中杉通りを北へ少し歩くと右側にある。
私の同級生(小学校1〜3年)が蕎麦屋を始めたことは、兄から聞いていたけど行く機会がなかった。
10数年前、兄夫婦と一回だけ行ったことがあるから、今回は二回目だ。
先週、二泊三日で生家へ行ったが、二日目の2月18日(土)の昼餉を一榮で食べた。

新宿の京王プラザホテルで開催されていた、タッセルの展示会を観に行く途中のことだった。
店の前を通ったら、空いていそうだったので、衝動的に暖簾を潜った。
選んだのは、『つけひな鳥』の大盛りである。
好物の『つけ鴨南』(鴨せいろ)もあったが、節約した。
よく考えたら、同じような発想だと思うが、前回も同じものを食べていた。

程なく出された蕎麦を、先ずは箸で摘まんだ途端に気が付いた。
蕎麦の長さが、短かった。
理由は分からないが、前日に打った蕎麦だと切れ易いこともあるらしい。
食感、風味、喉越し、何れも良いだけに、残念に思った。

つけ汁は、ひな鳥と葱を使っていたが、甘辛加減が絶妙だった。
鴨せいろの場合だと、七味唐辛子を使うことが多いけど、テーブルには置いてなかった。
食べ始めたら、山椒と陳皮の香が口の中に広がったので、七味を用意しない理由が分かった。
少し食べ足りない気がしたが、つけ汁の残りに蕎麦湯を入れて飲み干したら、いい感じで満腹になった。

   *****

写真
2023年2月18日(土)撮影:店構え・つけ鴨南

お礼
「鹿芝居『らくだ』(初代国立演芸場さよなら公演)」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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