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日本最後の仇討の地 

2023年02月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:歴史

幕末の安政4年、土佐藩士・廣井大六は棚橋三郎との口論の末切られ、命を落とした。
三郎は藩を追放され、大六の一人息子・岩之助は、父の仇を討つため三郎を探す旅に出た。
当時は既に仇討ち禁止令が出されていたが、岩之助の並々ならぬ決意におされ、翌年の安政5年、勝海舟の取り計らいによって「仇討ち免許状」が交付されたという。
その後、三郎が加太に潜んでいることを知った岩之助は、紀州藩に仇討ちを願い出た。
それをうけた奉行所が、三郎を国払いとし境橋より追放するので和泉側にて討つべし、としたため、
和歌山と和泉の国境である紀州街道の境橋の北側で、見事父の仇を討った。
時は文久3年、時代が江戸から明治へと移る5年前の出来事だった。
こうして境橋は、日本で許された最後の仇討ちの場所となった。
今、ここは6月にはホタルの飛び交う名所となっている。



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