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吾喰楽家の食卓

“ねぎま”と刺身 

2023年01月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

昨年11月の定例会で、「ねぎま」が登場した。
しゃぶしゃぶと似た食べ方で、美味しかったが、イメージより高級な料理だった。
「ねぎま」とは、葱と鮪で作った鍋のことで、江戸時代には嫌われていた鮪の脂身を食べるために考えられた、庶民の鍋料理である。
近年、肉と葱を交互に刺した串焼も「ねぎま」と言うから、注意が必要だ。

昨日、スーパーで、びん長マグロの切り落としを見つけ、品質が良さそうなので買うことにした。
今度は、同じマグロの刺身用腹身を見つけた。
生食用ではないけど、買っていたので躊躇したが、ご無沙汰している大トロも食べたくなった。
結局、両方とも買い、帰路の車中で献立を考えた。

帰宅して直ぐ、切り落としを、三つ(平たくて大きい・小さいが厚みがある・薄くて小さい)に分けた。
数日後に食べる為に、平たくて大きいのは、西京味噌に漬け込んだ。
小さいが厚みがあるのは用途未定、薄くて小さいのは「ねぎま」で食べることにした。
昼餉は、磯辺巻き(焼き餅)を、濃口醤油と清酒をベースにした煮汁で、鮪と葱のぶつ切りだけを煮て食べたが大成功だった。

夕餉の主菜にした腹身の刺身は、筋が多いのが難だったが、久しぶりに大トロの濃厚な味わいを堪能できた。
副菜は、用途が決まっていなかった、小さいが厚みがある切り落としを使って、「ねぎま」を作った。
「ねぎま」は、昼夜と続いたが飽きることもなく、美味しく食べられた。
刺身用の腹身が残っているが、刺身にするか、「ねぎま」を作るか、今、迷っている。

   *****

写真
2023年1月13日(金)の昼餉と夕餉

お礼
「在り来たりだけど納得の食卓」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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