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吾喰楽家の食卓

Reiさんの『布をつなぐ 時をつなぐ』を読んで(前編) 

2022年12月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

全5章(第1章 ふるさとへの想い・第2章 生涯の友パッチワーク・第3章 旅の思い出・第4章 好きなものあれこれ・第5章 日々の想い)で、構成されていた。
随所に写真が添えられているので、イメージを膨らませながら読むことができた。
各章はテーマ(望郷・パッチワーク・旅・趣味・その他)ごとなので、読者が読み易いだけでなく、作者もまとめ易かったのではと推察する。
私は、宝くじが大当たりしない限り自費出版はないが、この本の構成は、上梓を目指す方の参考になると思う。

第1章を読んで、熊本県人の郷土愛の強さは以前から感じていたが、その象徴が熊本城であることを再認識した。
その熊本城が、熊本地震で大きな被害を受けたのだから、作者の悲しみは想像を絶する。
そして、母上との二人展、父上の好物である“だご汁”を彼と二人で作ったなど、読み手ですら目頭が熱くなるのだから、作者には素晴らしい思い出だったに違いない。
私の孫は、私が作ったジャーマンポテトやナポリタンを、思い出してくれるだろうか。

第2章では、パッチワークの処女作から最新作まで、写真を添えて紹介していた。
この章は20頁ほどで、5章の中では最も短いが、その魅力を端的に表現していた。
趣味の領域を超え、作者も言うように「人生の相棒」なのだろう。
フリーになって5年足らずで今の活躍だと、この先、何処まで進化するのだろうか。

第3章では、海外(タイ・フランス・アメリカ・メルボルン)と国内(大阪・伊豆大島・直島/豊島)の旅の思い出をまとめた。
その中で、タイ、大阪、メルボルンは、作者のお嬢さんに関連した旅とは、何とも素晴らしい。
わが家と言えば、息子夫婦が新婚の時に、亡妻の発案で伊豆の一泊旅行を楽しんだ。
その翌年から妻の闘病生活が始まったので、それが最初で最後の家族四人の旅になった。

続く

   *****

写真
2022年12月23日(金)の昼餉と夕餉

お礼
「頭寒足熱の勧め」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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こんばんは

吾喰楽さん

先ずは、丁寧に拝読しました。
素晴らしい、力作だと思います。

後編は、あら探しをしようかと思っています。
くれぐれも、油断なさらないように。(笑)

2022/12/24 20:53:33

ありがとうございます

Reiさん

本を丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。
頑張って書いてよかったです(^^)

2022/12/24 19:50:42

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