Polyglotに憧れて

新富良野プリンスホテルに宿泊した感想 

2022年07月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


先週、北海道の北端から真ん中までレンタカーを借りて旅行してきました。4泊したのですが、その中でツアーでもよく使われる新富良野プリンスホテルに2泊したので、その印象など書いてみます。 北海道の旅行は7月がベストシーズンだと言われます。梅雨のない北海道は天気が安定していて、気候も良く、原生花園の花やラベンダーなどの咲く、美しい季節です。以前からその時期に行ってみたいものだと思っていましたが、先週、その思いが叶いました。これまで行ったことのない、サロベツ原野、朱鞠内湖および富良野を繋ぐように旅程を組んで、そのルートをドライブしました。 富良野での宿泊先はガイドブックやネットの情報を参照して、フラノ寶亭留が良さそうだと思ったのですが、5月末時点ですでに満室でした。部屋数の少ない有名なホテルはすぐ一杯になりますね。私の認識が甘すぎました。そこで、部屋数が多くまだ空室のあった、新富良野プリンスホテルを予約しました。このホテルはツアーで使われるせいか、名前に馴染みがあり、どんなホテルか一度泊まってみたいと思っていました。 ホテルのロビーは広く、ゆっくり座れるソファがありました。チェックインしたのは4時頃ですぐに手続きできたのですが、夕方5時から6時頃までは受付にかなりの待ち行列(20人程度)ができていました。エレベーターは5機、時間帯によっては少し待ちます。温泉大浴場はロビーを挟んで部屋と反対側にあり、かつ階段を2回(3回だったか?)昇降する必要があります。部屋から大浴場までかなり歩かされます。かつ、部屋代とは別料金となっています。 夕食付きプランだと、大広間のビュッフェ方式と、「炭焼処きたぐに」のどちらか選べるのですが、「炭焼処きたぐに」は席数が少ないので、すぐに満席になります。早めの予約が必要です。ビュッフェも時間帯により混雑するので予約しておいた方が良いでしょう。なお、ホテルの敷地内に倉本聰氏の思想を体現したというレストランがあるので、そちらを予約するのも良い考えだと思います。 私は、初日はビュッフェ、二日目は「きたぐに」で食べました。ビュッフェではタラバガニ、寿司が人気を集めていました。私はサラダの野菜が新鮮だと感じました。中華料理も美味しかった。ビュッフェとしてはかなり質が高いという印象を持ちました。朝食のメニューではイクラご飯が印象に残っています。「炭焼処きたぐに」ではアラカルトも可能でしたが、コースメニューを頼みました。どれも美味しくて、お腹一杯になりました。予約が取れるなら、「きたぐに」の方をお勧めします。ビュッフェ方式は料理と座席を何度も往復して落ち着かないし、料理も出来立てではない分、味が落ちてしまいます。 次に部屋について。鍵はカードタイプで2枚もらえました。夫婦二人で宿泊したので当然だと思いますが、ホテルによっては1部屋で1つしか鍵をもらえないところもあります。夫婦であっても別行動することがあるのだから一人につき1つ必要ですよね。部屋の大きさはリゾートホテルとしては並のサイズ、ベッドの大きさも並です。不満を感じることはありませんが、特に大きいわけではありません。家具、調度品は必要なものが揃っています。冷蔵庫は小さくてほとんど入りません。コンセントは3つ、最近のホテルと比べると少ない印象です。洗面台はトイレ、風呂とは別の場所にあります。横に棚があって便利です。うまく工夫されていました。 新富良野プリンスの敷地内には他のホテルにない施設があります。風のガーデンとニングルテラスです。「風のガーデン」は倉本聰氏脚本のテレビドラマのロケ地となった庭園です。庭園としても美しいのですが、ドラマが好きだった人にとってはさらなる思い入れがあるでしょう。夕方4時半には閉園となりますが、夏のシーズンは朝6時半からオープンしています。ホテル宿泊者なら朝食前に訪れるのが良いと思います。ニングンテラスとは、ログハウスでできた小さなクラフトショップのことで、15棟あります。ライトアップされたショップは写真映えします。このほか、ツリートレッキング、ストライダーコース体験、熱気球体験、セグウエイ体験といった施設もあります。もちろん、ゴルフ場とスキー場もあります。ホテルの印象を総括すると、リゾートホテルとしてまずまずのクオリティを備えており、値段はリーゾナブル、若者、家族連れ、シニア夫婦いずれも楽しめる場所だと思います。ラグジュアリー感を求める人にはやや物足りない感じがしますが、価格帯を考えるとよくできていると言えるでしょう。ここは倉本聰氏のドラマ(風のガーデン、北の国から)が好きな人にとって、特に泊まる価値のあるホテルだと思われます。その意味で、他ホテルと差別化ができています。収容人数が多いのでツアーや大人数の顧客にも対処できます。大きなホテルで宿泊者数が多いので、より静かな環境を望み、もっと贅沢な気分を味わいたい人には、おそらくフラノ寶亭留が向いているでしょう。機会があれば、フラノ寶亭留にも泊まってみたいものです。   

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